問診で糖尿病だというの方の口腔内をみると
歯肉や歯に共通した傾向が見られます。
歯面には大量の歯垢が付着し、
歯肉は腫れ、出血しやすいのです。
また問診で特に病歴の記載がない方で
口腔内所見から、糖尿病を疑うことがあります。
そういった中で歯科治療を進めていく際、通院が途絶え時が過ぎ
暫くぶりに来院されると、脳血管系や循環器系の疾患で
入院されていたと伺うことが多いです。
それと同時に糖尿病だったとご本人が初めて気がつくようです。
兆候は口腔内に現れているのだと思います。