年齢を重ねてくると、獲得した歯並びや咬み合わせ、咬む力の影響により
歯髄炎を起こして歯が痛くなったり、
歯に亀裂が入ってきたり、割れたり、
歯周病を増悪させたりすることがよくみられます。
歯は生後6ヵ月ごろから乳歯萌えはじめ、
乳歯から永久歯へと長い年月をかけて萌えかわりつつ
歯並びと咬み合わせを獲得しながら、骨格も変化し
個人差がありますが、15歳前後くらいでようやく永久歯列が萌えそろいってきます。
歯根の完成まで考えると18歳ごろまでかかります。
この長~い期間をかけて、どんな歯並びや咬み合わせを獲得したかが
中年以降のこれからのもっと長い期間の口腔内に大きく影響してきます。