緊急性は低いが重要なこと 仕上げ磨き

以前もお伝えしましたが、「磨いている」か「磨けている」かという問題。

受診する多くの方が、歯磨きをしてはいるが

実際にはうまく磨けていませんよ~ということでした。

さて、子供の歯磨きに関してですが、大人による仕上げ磨きが必要です。

ご家族にその重要性をお伝えしていますが、

泣きわめいたり、痛いと言って嫌がったりすることもありますから

 「こんなに泣き暴れるのを押さえつけて歯磨きなんてかわいそう。」

「自分でやると言っている」

と言って仕上げ磨きの取組みが不十分なご家庭もあるようです。

大人でさえ、歯科医院で歯磨き指導を受けても磨けてないのですから

お子さん自身で磨いたとしてもうまく磨けていないことが多いのです。

ご自身の復習にもなると思いますので、指導受けた内容をよく思い出し、

せめて12歳ごろまでは仕上げ磨きをしてあげてください。

 子供が行う歯磨きは「歯磨きをする」という習慣づけのためです。

緊急性は低いですが重要なことです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。