学生の頃、歯学部なのになぜ理工学を学ばなければいけないのか
深く理解していませんでした。
つまりこういうことです。
歯を補うものは人工物。
異物を合着、接着させるなら物性が近いほうが安定しやすい。
そういうことです。
口腔内は唾液にさらされていますし、飲食による温度変化があります。
歯は膨張収縮するわけです。
また歯は咬合力を受けるため歪が生じます。
そういうのを知るための基礎ですね。
今の学生さんはどういうことを学んでいるのでしょうか。
20年も違えば、ずいぶんと違っていそうです。