
日に日に秋が深まって行きますね。
毎日があっという間です。
さ、月曜日スタート。
どんな人でも年齢と共に身体の機能が低下していきます。
口の中もそうです。
唾液の分泌量の低下。
舌の動きや口腔周囲筋の動きの低下。
すると、今まで口腔内衛生状態が不良であっても
問題がないように思っていたものが
口腔の機能が低下していくことでバランスが崩れ
歯や歯肉に問題が現れてきます。
ですので、口の中をきれいにする習慣があり、衛生状態が良好な方のほうが
やはり問題はでにくいです。
同じ説明をしても人によって解釈が違い
受け止め方、捉え方が随分と異なることがあり、
こちらが伝えたい事実とは違っている場合があります。
捉え方が違うと話がどうも咬み合わない・・・
話にしろ歯並びにしろ、
きちんと咬みあ合っていないと上手くいかないものです。
これも治療していて感じることですが、
舌の力と口の周囲の筋の力バランスがとれている方は
歯並びが良く、咬み合わせが良く、口腔内衛生状態も良い傾向にあります。
逆に舌の力が強すぎたり、口腔周囲筋の緊張が強すぎたり、
なんらかの悪習癖があると思える方の場合は
開咬(かいこう)といって、前歯でうまく咬めない咬み合わせであったり
歯列がV字で、前歯が重なり合い並びが良くなく、口腔内衛生状態も不良で
むし歯もあり、歯ぐきの腫れもみられる傾向にあります。
舌や口の周囲の筋肉のバランスが大きく関わっていると考えられます。
また、舌や口の周囲の筋肉は食物を飲み込む際にも重要な働きをしています。
なが~~い目でみるとこういった舌や口の周囲の筋肉の
バランスがとれている方が有利なんだなと感じさせられます。
なかなか自身で気がつくことは難しく、
また、指摘されても認識しにくく、
そして改善するということが難しい困った問題です。
年齢を重ねたときに口腔内の状態に差がつく要因の1つなのですけどね。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。
歯科用金属もだけど
グローブの値上がりが激しすぎてびっくり。
思わず、「えっ」と声に出てしまいました。
いや、3月頃からそうなるのは想像していたことではあるのですが。
獲得した口腔機能の差もありますが
歯をきれいに保ち、口腔内を清潔にしようという生活習慣の方が
年齢を重ねたときに
全身的にも健康な方が多いようです。