歯と口の健康相談と無料健診

診療後、すこやかセンターへ向かい

歯科医師会で毎年行っている事業に顔を出してきました。

歯科医師一人では出来ないことも

会として集まって地域のために出来ることがたくさんある。

やっとわかってきました。

私はほんとに顔を出してきただけです。

正しく 定期的に

統計にもあるように、小学生~中高生のむし歯が減っていることを実感する日々です。

ですが一方では、20代の方ではむし歯ができはじめ、

中高年では治療した箇所が再びむし歯になっているケースが多く、

口の中の環境によっては、数か月でむし歯の再発を繰り返しています。

その場合、お口の中の衛生状態が良好ではないことがほとんどで

さらに年齢を重ね、食生活、生活習慣の影響、唾液の分泌量の減少などの影響から

より急激に変化するように感じます。

早い段階で正しい歯みがきを身につけ、口腔ケアに取り組み

定期的に歯科で歯科医師、歯科衛生士による口腔ケアを受けておくことが大切です。

歯肉炎を予防しよう

小学生~中高生の若年層のむし歯はかなり減っていますが、

歯肉炎は十分な減少がみられていないという統計が出ています。

自覚症状に乏しいため、気がつきにくいのですが

早い段階で改善しておくことが望ましいです。

若年層で歯肉炎があると何がいけないのか?

それは年齢を重ねて20代以降に歯周炎に移行していく可能性が高まるからです。

歯周炎は歯を支える周囲の骨を失うため、歯が抜ける原因となります。

歯周炎を抱えることになると、日常生活において

急に腫れる、痛い、が長期的に不定期に起こるようになり

口の中の健康を保つことが難しくなります。

また歯周炎は他の生活習慣病との関連も指摘されています。

若いうちからお口の中の衛生状態を良好にしておくことが大切です。

黄色

この中を歩くと

ズボンが黄色くなります。

暖かい日でした。明日はもっと気温が上がるようです。

役目

12歳児を対象とした永久歯の一人当たりの平均のむし歯数(喪失歯及び処置歯数含む)

ですが、2021年には0.63本と過去最低となっています。

つまり、12歳児において

現在むし歯、過去にむし歯で失った歯、治療した歯が一本に満たないということです。

むし歯はかなり減少し、現代社会においてむし歯があるお子さんはほとんどいません。

喜ばしいことですね。

ですが、全体的に多くのお子さんがむし歯がない一方で、

一人で複数本のむし歯を抱えているお子さんがおられます。

どのようにして減らしていくかが歯科界の役目ですね。

基礎

健康長寿はお口の健康から

歯みがきで丈夫な体の基礎づくり

6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。

ということで

今朝も正しく適切に歯を磨いてスタート!

6月1日

昨日はものすごい雨降りだったのと、夜はすごく寒かった・・・

大学の集まりがあって先輩後輩とたくさん話ができて楽しい時間でした。

多くの方に支えられて今がありますね。

子供であっても糸ようじ

乳歯列では歯と歯の間に隙間があるものなのですが

乳歯列であっても隙間がなく、

歯と歯が前後に重なっている歯並びのお子さんが多くなりました。

お口の清掃状態の問題もあり

食べ物が詰まったままになっているお子さんもみられます。

保護者が食後に仕上げ磨きを行うことが大切で、

その際糸ようじを使用したほうがよいです。

幼少期から口腔内衛生状態を良好にしておくことが大切です。

幼い時のお口の中の環境が今後を左右します。

日課

今年はネモフィラを植えてみたいな~と思っていて

鉢にいくつか植えてみましたが、可愛い花ですね。

そろそろ時期も終わりのようで白いネモフィラはしぼんできたものもチラホラ。

朝の出勤前の水やりが日課の一つです。

基本

むし歯・歯周病予防の基本は歯磨きになります。

歯磨きのポイントは

①歯と歯茎の境界線に対し、45度の角度で小刻みに動かす。

②歯ブラシでの歯磨きに加え、フロス(糸ようじ)・歯間ブラシを使用する。

一人ひとり、お口の状態が異なるので歯科医院で指導を受けて

ご自身のお口の中の特徴を知っておくと安心です。