ほとんどの方が毎日の歯磨き習慣はあるのですが
では歯磨きが正しく適切に出来ているのか?
というと、どうやらここに問題があるようです。
磨いてはいる、けれど磨けてはいない。
歯科医師の視点で見ると
磨いて欲しいところを磨いていないのです。
歯と歯茎の境目、歯の溝のところ、歯と歯の間、の3か所に
特に意識を向けて実践して欲しいのです。
ということで、そこに意識を向けて、
今朝も正しく適切に歯を磨いてスタート!
「何分くらい歯を磨けばいいのか?」
シンプルな質問ですが、よくある質問です。
私の回答としては
歯、一本をほっぺた側、べろ側、咬む溝のところを
まんべんなく10回ほど擦り10秒ほど磨いて、
成人でしたら28本(親知らず含めず)ですから
280秒、つまり4分半くらい、およそ5分くらいとなります。
糸ようじや、歯間ブラシを使うとなるともう少しかかりますね。
ただ、ここで重要なのは正しく磨けているかどうかです。
正しく適切に磨けていれば1分でも2分でもいいと思うのですが、
正しく適切に磨くとそれなりに時間がかかるものです。
正しく適切に出来ていないのであれば、5分磨いても
10分磨いても効果を期待できません。
時間より、正しく適切に磨くことが重要です。