
木曜日、今朝も正しく適切に歯を磨いてスタート!
ずいぶん前にも似たようなこと投稿しましたが
100キロという長い距離を走るとなるとかなりのカロリーを消費するため、
給水所では水分だけではなく食料も食べることが必要です。
およそ5キロごとに何か食べたり飲んだりするため
胃腸も酷使され、当然口の中も酷使されます。
自分の経験の中では後半60キロも過ぎたあたりからだったでしょうか、
歯の口蓋側(歯の内側のことです)が妙にしみるようになったのです。
これは完走するまでの10数時間の間に頻繁にスポーツドリンクを飲み、
塩分、糖分を含んだ飴をなめたり、
その他の食事をとり続けるために短期的に起こる酸蝕、知覚過敏でしょう。
完走後も数日しみるのですが、その後日常の食生活に戻るとしみなくなります。
何をどのように、どのような頻度で飲食するかで変わってくるということです。
小学生~中高生の若年層のむし歯はかなり減っていますが、
歯肉炎は十分な減少がみられていないという統計が出ています。
自覚症状に乏しいため、気がつきにくいのですが
早い段階で改善しておくことが望ましいです。
若年層で歯肉炎があると何がいけないのか?
それは年齢を重ねて20代以降に歯周炎に移行していく可能性が高まるからです。
歯周炎は歯を支える周囲の骨を失うため、歯が抜ける原因となります。
歯周炎を抱えることになると、日常生活において
急に腫れる、痛い、が長期的に不定期に起こるようになり
口の中の健康を保つことが難しくなります。
また歯周炎は他の生活習慣病との関連も指摘されています。
若いうちからお口の中の衛生状態を良好にしておくことが大切です。