口腔内は個々に獲得した歯並び、咬み合わせ、
歯の質や唾液の性状が異なります。
またそれぞれの生活習慣の影響を強く受けています。
5年前に歯が取れたとき、くっつけてもらったから
今回また取れたけど、くっつけられるだろう。
そう考えるかもしれませんが、その5年で口腔内は変化しているため
同じようにできない場合がよくあり、
むしろ状況は悪化していることがよくあります。
時が流れている以上同じではないんですよね。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。
日本で新型コロナウイルスの影響が出始めたのは、2020年2,3月頃あたり。
歯科関連ではマスク、グローブが品不足、そして高騰。
患者さんの受診控え。その後、受診控えの影響か、以前からの生活習慣の影響か、
それとも生活習慣の変化の影響か
久しぶりに受診する多くの方の口腔内の状況は、悪化している傾向にあります。
また、幼児、小中高生の歯科健診においても
口腔内の衛生状態は例年と比べよい印象はありません。
むし歯や歯周病は、個々に獲得した口腔機能のもと、
生活習慣、口の中の衛生状態の影響を受け進行、変化します。
口腔内が不健康であることは日常生活に影響を及ぼします。
どうか生活習慣をあらためて見直し、
口の中の衛生状態を良好に保つようにお願いします。
口腔内の健康ために、私に出来るのは
ほんのちょっとのお手伝いくらいです。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。
年齢を重ねても口腔機能の衰えが少ない方、歯が残る方に共通するのは、

・咬み合わせがよい

・口腔内が清潔

・たばこを吸わない
そういった共通点があります。