kazuyoshi について

ジョギングをしながらの散策や、身近なものの写真撮影、うたた寝が好きな歯科医師です。眠りに落ちる早さは世界一。

口腔内を見直す

糖尿病が基礎疾患にあり、高血糖状態だと、

免疫力が下がり口腔内の細菌が増えるため

歯周疾患を抱えていることがよくあります。

歯周疾患は糖尿病の合併症の一つと言えるでしょう。

ですが多くはその認識は少ないようです。

 

また日々の診療で、ご自身が糖尿病の既往がないという方に

糖尿病予備軍、もしくは糖尿病なのかもしれない。

そう思える口腔内の状態をよく見ます。

糖尿病は自覚症状に乏しく

いつの間にか進行している状態になっていることがあるようです。

口腔内にもその症状は現れているのですが、

口腔内疾患もまた同様で、自覚症状に乏しく、

気になりだして受診したときには進行していることがあり、

治療により症状も一時消失するものの

治療に回数や時間がかかるため、中断につながりやすく、

中断を繰り返しているうちに徐々に、時には急速に悪化していく傾向にあり、

現状の維持さえ困難になることもあります。

早めに口腔内の違和感に気がつき、行動を起こすことが大切。

口腔内健康の維持が、全身の健康の維持に繫がっているということです。

口腔内を見直すことは全身を見直すことに繫がっています。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 kazuyoshiでした。

そうでもない とも言いきれない

乳歯の方が永久歯に比べて耐酸性が劣るという面があるので

同じ環境であれば、

乳歯の方がむし歯になりやすいです。

小学生の頃むし歯が多かったけど、中学生以降はそうでもないなぁ・・・

というのは、永久歯になったから。

ただし、口腔内の清掃状態が良くないために、乳歯がむし歯になっていたわけで

口腔内の清掃状態が良くなければ、

永久歯であっても徐々に、時には急速にむし歯が進行します。

ですので、中高生の頃はむし歯はほとんどなかった(ように思っていた)のに

成人して以降30代、40代と徐々に増えてくるなぁ・・・

というのは、口腔内清掃状態が良くない上に、個々の生活習慣に原因があり

かつ、口腔機能が徐々に低下していくためです。

そこには骨格や咬み合わせの影響もあります。

子供の頃にむし歯が多かった方は要注意ですし、

少なかったように思える方も気に留めておいたほうがよいと思います。

超長期的

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

不思議な口腔内

口の中を拡大鏡やマイクロスコープでみてみると

一見、むし歯がないように見える方でも、

ごくごく小さなむし歯があります。

もちろん裸眼では確認出来ません。

歯垢もないように見えていても、

歯の付け根や、歯と歯の間、歯の溝、

歯の平らなところにさえ拡大すると確認できます。

歯石も歯肉溝に確認できます。

だからといって、裸眼では捉えにくいようなむし歯を

徹底的に削る必要があるかといえば違いますし、

徹底的に歯石を除去すればいいというわけでもありません。

口腔機能のバランスがとれていれば、

裸眼では捉えられないような非常に小さなむし歯は長くそのまま維持され

歯石があっても歯肉が著しく腫れるということも少ないようです。

そのバランスをどう獲得するのか・・・難しいのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

1月25日

1月が始まったと思ったら、もう25日。2月ももうすぐです。

時間はゆっくり流れているように思える時もありますが、

でも、あっという間に過ぎ去っても行きます。

子供の頃時が止まったらいいな~と思ったこともありますが、

それって自分だけは時間が流れているんだから、

むしろ損しているんですね。違う?

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 kazuyoshiでした。