kazuyoshi について

ジョギングをしながらの散策や、身近なものの写真撮影、うたた寝が好きな歯科医師です。眠りに落ちる早さは世界一。

今年の1月

今年の1月はいつものように東京へ歯科セミナーを受講行っていましたが、

中国での肺炎のニュースを耳にし

もしかしたらマスク不足になるかもしれないし、価格が上がるかもしれないな・・・

そう思っていつもより多めにマスクを注文したのを覚えています。

この時はまだ、在庫品切れとか、価格の高騰はなかったのです。

誰も彼もがまさか日本にやってくることはないだろう。

そう思っていたのだと思います。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 kazuyoshiでした。

タイムラグ

若年層でみると、確かにむし歯は減っているとは思います。

ですが、口腔内の衛生状態はそれほどよくないです。

むし歯という点では若いうちはそれほど問題が見えてこないかもしれません。

 

でも、その生活習慣と衛生状態のままで年齢を重ね

口腔機能が低下し始めたときに

歯周病と咬合の問題と、

その頃からむし歯で困ることが増えてくるのではないかと思いますし、

実際そうです。

今の生活習慣と今の衛生状態が

口腔内にトラブルを起こすまでは長期的なタイムラグがあります。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 kazuyoshiでした。

印象

自分が20代後半からみていた30代、40代の方も

今や40代、50代となり、

口腔内清掃状態が望ましくなかった方は

口腔内状況の悪化するスピードが早まってきています。

 

当時から口腔内清掃状態が安定していた方は、

比較的安定した状態を保っている。そんな印象です。

複数の要素がバランスをとって口腔内の安定が得られると思いますが

口腔内清掃状態を良好にすることは最低限必要。

大きな違いが生まれています。

また、口腔内清掃状態が安定している方は

歯科医師の視点から見て、咬み合わせ、歯並びがよい方がほとんどです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

いろんな要因

「むし歯」ですが、ザックリいうと

「歯」と「細菌」と「糖分」がそろっている時間が持続すると

「むし歯」になりやすいです。

ですので、一つは歯を磨き、衛生状態をよくすることが重要です。

ただし、歯を磨くだけで「むし歯」「歯周病」にならないという訳ではありません。

その他の要因が複合的に重なり合っているからです。

個人要因として「唾液の性質や量」「歯の質」「口呼吸」

「骨格や咬み合わせ」「喫煙の有無」「などが関わってきます。

歯周病もこれらが大きく関わっています。

 

そして視野を広げると流通する食品や保健医療などの生活環境要因も関連します。

様々な要因が複雑に絡み合っているのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 kazuyoshiでした。

 

⇒ ⇒  歯磨きだけではない

⇒ ⇒  絶妙なバランス

その後

慢性疾患である歯周病は

一時、歯科医院を受診して歯垢や歯石を取ったからといって

それで終わりなのではありません。

 

歯科医院を受診し、歯科医師の診断のもと、治療を開始することも重要ですが

口腔衛生環境を変える意識を高め実行し、歯科医師による再評価を受け、

長期的に、生涯通じて自身による適切な口腔内清掃が必要ですし、

自身の生活習慣を見直し、改善することが重要です。

そこが一番難しいのだと思います。

 

体重を落とすためにジムに行った。そこまではいいのですが

食事は見直さない。改善もしない。自分での身体の管理はしない。

だと、なかなか難しい。

行ったその後にどうするかが、大事だと思います。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

巣へ帰る

日曜日が終わる。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 kazuyoshiでした。

味気ない

Web会議はわざわざ移動することもないので

便利ではあります。

 

通常ならば会議室に集まってあーだこーだと議論し、

終わって帰るときも、その余韻を残しつつ、

じゃ、お疲れ様でした~。

ん?ご飯でもいくか~(と誘われても、私はほぼ帰るのですが)

という具合になるのですが

Web会議だと「お疲れ様でした~」と退出ボタンを押した途端の静けさに

ちょっと味気なさを感じるのは私だけでしょうか。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

 

難易度が高くなる

歯科治療はただ削って埋めているだけでしょ。

被せているだけでしょ。

安易に、簡単に、終わると思っている部分も今だにあるようです。

軽度のものであればそういうこともありますが、

治療を重ねるごとに、

年齢を重ねるごとに

いろんな面で難易度が高まり大変なのです。

 

ただ削っているだけ、被せているだけ。

そこから抜け出さないと、いつまでもその繰り返しです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

売っていない

今、仕事上で欲しいものってありますか~と聞かれると

そうですね。リニューアルして、徐々に機器を買い足して

歯科医院としては割と新しい設備は整っていると思いますが

それでも歯科の世界も日進月歩ならぬ秒針分歩ですから

日々続々と機器がでており、時代の最先端ばかりというわけにはいきません。

ただ、それを買いそろえたから普段の診療に落とし込んで

使っていけるのかというとそれはまた別の話。

どんな機械があっても

生活習慣や口腔衛生環境の意識の改善には繋がりにくい・・・そう思います。

そう考えると

ご自身の生活習慣と口腔内衛生環境への理解と確実な実行が欲しいのです。

欲しいけど、それはどこにも売っていないのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 kazuyoshiでした。