kazuyoshi について

ジョギングをしながらの散策や、身近なものの写真撮影、うたた寝が好きな歯科医師です。眠りに落ちる早さは世界一。

役目

12歳児を対象とした永久歯の一人当たりの平均のむし歯数(喪失歯及び処置歯数含む)

ですが、2021年には0.63本と過去最低となっています。

つまり、12歳児において

現在むし歯、過去にむし歯で失った歯、治療した歯が一本に満たないということです。

むし歯はかなり減少し、現代社会においてむし歯があるお子さんはほとんどいません。

喜ばしいことですね。

ですが、全体的に多くのお子さんがむし歯がない一方で、

一人で複数本のむし歯を抱えているお子さんがおられます。

どのようにして減らしていくかが歯科界の役目ですね。

基礎

健康長寿はお口の健康から

歯みがきで丈夫な体の基礎づくり

6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。

ということで

今朝も正しく適切に歯を磨いてスタート!

6月1日

昨日はものすごい雨降りだったのと、夜はすごく寒かった・・・

大学の集まりがあって先輩後輩とたくさん話ができて楽しい時間でした。

多くの方に支えられて今がありますね。

子供であっても糸ようじ

乳歯列では歯と歯の間に隙間があるものなのですが

乳歯列であっても隙間がなく、

歯と歯が前後に重なっている歯並びのお子さんが多くなりました。

お口の清掃状態の問題もあり

食べ物が詰まったままになっているお子さんもみられます。

保護者が食後に仕上げ磨きを行うことが大切で、

その際糸ようじを使用したほうがよいです。

幼少期から口腔内衛生状態を良好にしておくことが大切です。

幼い時のお口の中の環境が今後を左右します。

日課

今年はネモフィラを植えてみたいな~と思っていて

鉢にいくつか植えてみましたが、可愛い花ですね。

そろそろ時期も終わりのようで白いネモフィラはしぼんできたものもチラホラ。

朝の出勤前の水やりが日課の一つです。

基本

むし歯・歯周病予防の基本は歯磨きになります。

歯磨きのポイントは

①歯と歯茎の境界線に対し、45度の角度で小刻みに動かす。

②歯ブラシでの歯磨きに加え、フロス(糸ようじ)・歯間ブラシを使用する。

一人ひとり、お口の状態が異なるので歯科医院で指導を受けて

ご自身のお口の中の特徴を知っておくと安心です。

時間差

むし歯はもとには戻ることのない

不可逆性のものであるため

「今」はむし歯がなくて大丈夫であっても

お口の中の衛生状態を良好に保ち続けることが重要です。

お口の中が不衛生であった場合、その状態が反映され、

数か月後、数年後と時間差で歯に現れるからです。

歯を正しく適切に磨き続けましょう。

なんかある。

調子いいな。順調だな。

そんな好調はなかなか続くものではない。

調子に乗っていると

そんな時はなにか起きることがある。

なんかある。

油断禁物。

基本に忠実に。

今朝も正しく適切に歯を磨いてスタート!

よく噛むために

早食いは健康によくありません。

ひとくち30回は噛んで飲み込み、時間をかけて食事しましょう。

と言っても調理されたやわらかいものが多い現代の食生活では

歯ごたえのあるものも少ないため30回も噛まずに飲み込んでしまうでしょう。

根菜類を食べるなどして噛む回数が増えるような工夫が必要です。

早食いは肥満の原因になりますし、

よく噛まずに飲み込むと胃への負担がかかり逆流性食道炎にもつながります。

腹八分目、よく噛んで時間をかけて食べる食習慣が大切です。

そしてよく噛むためには歯が大切です。

食後は歯を正しく適切に磨きましょう。