管理の仕方次第

「年だから~」と歯を失っていくことを年齢のせいにする方もおられます。

確かに加齢による変化は避けられませんが、

管理の仕方次第で

早く失ってしまうのか、

長く保つことができるのか全然違ってきます。

本当に全然違うのです。

それでは正しく適切に歯を磨いて今日もスタート!

基本です

基本、お口の中はきれいにしておくことが重要です。

大事なことなので何度でも繰り返します。

きれいにしておくことが重要なのです。

お口の中の衛生状態は生活習慣とともにあるもの。

自己判断で「良好だ」「きれいだ」と思っていても実はそうではないことがあります。

定期的に歯科受診し、歯科衛生士、歯科医師に客観的にみてもらうことが大切です。

口腔カンジダ症

口腔カンジダ症はお口の中に常に住んでいるカンジダ菌が

免疫力の低下やお口の乾燥、お口の衛生状態不良により起こる日和見感染です。

症状としては

白い苔状の付着物(擦ると赤くただれて痛む)

舌の赤みやヒリヒリ感

繰り返す口内炎、味覚の変化や口臭などが挙げられます。

治療としては

抗真菌薬(塗り薬、うがい薬、内服薬)の投与が行われます。

あわせて、入れ歯の洗浄や丁寧な口腔ケアですね。

原因となる基礎疾患のコントロールと口腔ケアが大切です。

つながり絡み合う

慢性的に鼻炎があって鼻づまりがひどく口呼吸が顕著であると、

必然的に口の中は乾燥し、唾液による自浄作用が十分働きにくくなります。

そこに加えて口の中の衛生状態が不良であると

むし歯になりやすく、歯肉炎も起きやすいのです。

そしてまた口臭の原因にもなりますね。

いろいろとつながり複雑に絡み合っていますね。

些細なことをそのままにしない

「ちょっと欠けたけど、まぁいいか」

「しみる気がするけれど、大丈夫だな」

「歯の溝が黒っぽい気がする」

「なんだか歯ぐきが気になる」

長~い期間お口の中の健康を維持している方の特徴の一つとして

こういった少し気になることを放置しない、

先延ばしにしないということがあげられます。

早めに受診することで、経過観察ですんだり、軽度の治療ですむのです。

逆に些細な症状をそのままにすると、水面下で進行し

「めちゃくちゃ歯が痛い」「歯ぐきや顔が腫れた」「歯が折れた」

などといった箇所が多発的に発生しとても食事をとれるような状態ではなく

長期にわたる大掛かりな治療の繰り返しが必要になるのです。

些細なことをそのままにしないことが大切です。

保険診療と自由診療と

保険診療と自由診療、どっちがいいのか?

歯科において保険診療は最低限の治療であり、

素材ごとに耐久力や二次う蝕のリスクが違うため

生涯的に長い目で見た場合、保険診療で使用する材料より、

自由診療で使用する材料のほうが圧倒的に勝っています。

ということで、答えは「自由診療」なのですが

お口の中の衛生状態、歯並び・咬み合わせによっては

そうとも言えない場合があります。

どんな材質を使ったかも大切ですが

お口の中の衛生状態、歯並び・咬み合わせが良好であることが大切なのです。

関わって

お子さんへの仕上げ磨きは必須なのは当然なのですが

では「いつまで行うとよいのか?」というと

第2大臼歯がはえそろうまでは仕上げ磨きをすることが望ましいです。

小学6年生~中学2年生あたりでしょうか。

そのころになると思春期も迎え、自我も強くなってきますので

保護者が磨いてあげれるのはその頃まででしょう。

保護者が仕上げ磨きしてお口の中の健康を守ってあげるのです。

お口の中の成長にしっかり関わってあげることが

お子さんの人生における健康にとって大切なことです。

その後が大切

むし歯になってしまっても歯をある程度残すことができればいわゆる「さし歯」

残念ながら失うことになった場合は、歯を失う本数にもよりますが

周囲の歯を削ることなく歯を補える「部分入れ歯」

部分義歯より違和感が少ない「ブリッジ」

これらが一般的な歯の補い方ですね。

歯を削ることなく歯を補える「インプラント」も有効ですが、

当歯科医院では行っておりません。

いずれにしても、補った後に維持するための定期的なメンテナンスが大切です。

最も有効

患者さんからすると、歯科医院受診において何が嫌かっていうと

「治療に何回もかかる」があげられるのでしゃないでしょうか。

私も出来ることなら一度に終わるようにしたいのですが

それが出来ないのが生活習慣病たる歯科疾患の難しい部分です。

なるべく治療しないようにするのであれば

「定期的に歯科医院でメンテナンスを受け続け予防する」が最も有効です。

予防に取り組むことが、受診回数を少なくする秘訣です。