つながり絡み合う

慢性的に鼻炎があって鼻づまりがひどく口呼吸が顕著であると、

必然的に口の中は乾燥し、唾液による自浄作用が十分働きにくくなります。

そこに加えて口の中の衛生状態が不良であると

むし歯になりやすく、歯肉炎も起きやすいのです。

そしてまた口臭の原因にもなりますね。

いろいろとつながり複雑に絡み合っていますね。

些細なことをそのままにしない

「ちょっと欠けたけど、まぁいいか」

「しみる気がするけれど、大丈夫だな」

「歯の溝が黒っぽい気がする」

「なんだか歯ぐきが気になる」

長~い期間お口の中の健康を維持している方の特徴の一つとして

こういった少し気になることを放置しない、

先延ばしにしないということがあげられます。

早めに受診することで、経過観察ですんだり、軽度の治療ですむのです。

逆に些細な症状をそのままにすると、水面下で進行し

「めちゃくちゃ歯が痛い」「歯ぐきや顔が腫れた」「歯が折れた」

などといった箇所が多発的に発生しとても食事をとれるような状態ではなく

長期にわたる大掛かりな治療の繰り返しが必要になるのです。

些細なことをそのままにしないことが大切です。

保険診療と自由診療と

保険診療と自由診療、どっちがいいのか?

歯科において保険診療は最低限の治療であり、

素材ごとに耐久力や二次う蝕のリスクが違うため

生涯的に長い目で見た場合、保険診療で使用する材料より、

自由診療で使用する材料のほうが圧倒的に勝っています。

ということで、答えは「自由診療」なのですが

お口の中の衛生状態、歯並び・咬み合わせによっては

そうとも言えない場合があります。

どんな材質を使ったかも大切ですが

お口の中の衛生状態、歯並び・咬み合わせが良好であることが大切なのです。

関わって

お子さんへの仕上げ磨きは必須なのは当然なのですが

では「いつまで行うとよいのか?」というと

第2大臼歯がはえそろうまでは仕上げ磨きをすることが望ましいです。

小学6年生~中学2年生あたりでしょうか。

そのころになると思春期も迎え、自我も強くなってきますので

保護者が磨いてあげれるのはその頃まででしょう。

保護者が仕上げ磨きしてお口の中の健康を守ってあげるのです。

お口の中の成長にしっかり関わってあげることが

お子さんの人生における健康にとって大切なことです。

その後が大切

むし歯になってしまっても歯をある程度残すことができればいわゆる「さし歯」

残念ながら失うことになった場合は、歯を失う本数にもよりますが

周囲の歯を削ることなく歯を補える「部分入れ歯」

部分義歯より違和感が少ない「ブリッジ」

これらが一般的な歯の補い方ですね。

歯を削ることなく歯を補える「インプラント」も有効ですが、

当歯科医院では行っておりません。

いずれにしても、補った後に維持するための定期的なメンテナンスが大切です。

最も有効

患者さんからすると、歯科医院受診において何が嫌かっていうと

「治療に何回もかかる」があげられるのでしゃないでしょうか。

私も出来ることなら一度に終わるようにしたいのですが

それが出来ないのが生活習慣病たる歯科疾患の難しい部分です。

なるべく治療しないようにするのであれば

「定期的に歯科医院でメンテナンスを受け続け予防する」が最も有効です。

予防に取り組むことが、受診回数を少なくする秘訣です。

28本そろって

成人であればお口の中には28本の歯があります。

(イラストは親知らずを含めているので32本)

「28本がそろって一つ」ですので、

むし歯や歯周病で歯を1本、2本と失うことは

間違いなく「食べる能力の低下」につながっており、

つまり「生きる力の低下」なのです。

「1本、2本なら大丈夫でしょ」そう考えていたらそれは間違い。

お口の中、歯は28本の歯列をなして機能を発揮するのです。

十分ではない

私が歯科医師になる前から

「歯・歯肉、口の中は全身疾患と関連があるらしい」

ということが一般の方にも知られてきているのですが

では実際にお口の健康に取り組めているかというと

まだまだ十分とは言えるほどではありません。

知っているけれど、「十分な維持管理に取り組んではいない」状態のように感じます。

歯がある人には「歯」はあって当たり前のもの過ぎて

「歯」や「お口の中」は後回しになっているようです。

なんでもそうですが、人間って失って気づくんですよね。

一般的な基本治療

歯科医院での治療は、初期むし歯であれば、経過観察し、予防処置。

エナメル質から象牙質に進行している場合は症状に応じて削り取り埋める治療。

歯髄に進行しているようであれば歯髄除去治療。

根の中が膿んでいる感染根管であれば、膿んでいる根の治療。

いわゆる神経の治療が終わったら歯をかぶせます。

歯冠の崩壊が著しく根っこしか残っておらず保存の見込みがなければ抜歯。

その他、残っている歯の状態によりブリッジや義歯にする。

というのがざっとした歯科での基本的な一般治療になります。

氷を咬む

昨日は梅雨の末期で雨がすごかったですね。

今朝は雨はやんでいますが、そろそろ梅雨明けでしょうか?

そういえば氷を咬む習慣がある方もけっこういらっしゃるようで

たま~に「歯が欠けた~」と来院されることがあります。

その方の口腔内の状態や年齢にも左右されますが

飴を咬んだ時と同じように歯が割れることがありますから

習慣として咬んでしまうなら注意が必要です。