よく食べます。

歯医者さんは甘いものを食べないのか?

いいえ、そんなことはありません。

私の場合、むしろよく食べるほうだと思います。

ただ、甘いものだけがむし歯を作る原因ではないのですよ。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでた。

4段階

オーラルフレイルは

Ⅰ.口の健康への意識の低下

Ⅱ.口のささいなトラブルの連鎖

Ⅲ.口の機能の低下

Ⅳ.食べる機能の障害

と4つのステージで進行していくと考えられており

Ⅲの「「口の機能の低下」までであれば

適切な治療により回復が期待でき

Ⅳへ進んだ場合は

不可逆的な口腔機能の障害 に陥る傾向にあるそうです。

ですので、若年層のうちから口腔内を管理しておくことが肝要です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

オーラルフレイル

歯根破折

歯を失う原因の一つに歯根破折があります。

折れる、割れるといったことがみられるのは

ほとんどが過去に神経をとる治療をした歯です。

周囲の歯がどう残っているかということも影響しますし、

また咬む力が強いタイプの方によく見られます。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

舌圧測定

口腔機能の衰えが身体的機能の低下につながり、

また身体的機能の衰えが口腔機能の衰えにつながっています。

そこで口腔機能を評価する機器があります。

「舌圧測定器」と呼ばれるもので、バルーンを舌で上あごに押し付けて

舌の力を測るというものです。

舌圧(ぜつあつ)とは、

舌と上あご(口蓋)の間で食べ物を押しつぶす力のことです。

食べる、飲み込む(摂食嚥下機能)、発音、呼吸にかかわっています。

舌の力の衰えを防ぐため、口腔体操を行ってトレーニングもします。

口腔機能の衰えは身体機能の低下に繫がりますので

今のご自身の状態を知り、口腔機能低下防止に取り組むことが

健康維持につながりますね。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

なんですが

常々、歯磨きは大事ですと言っておきながらなんですが、

歯磨きだけで口腔内の健康を完全に守れるわけではありません。

歯の質や、咬み合わせ、咬む力といった個体差、

個々の生活習慣の影響を受けて、日々、年々、変化していくからです。

歯磨きはその中の要因の一つにすぎません。

ですが、その一つが重要なのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

小さめ

各社、毛先がどうとか、ヘッドがどうとか、色々あって

皆さんもそれぞれ好みもあるようです。

歯ブラシのサイズについては

横3列、縦6~7列ぐらいのコンパクトタイプがいいと思います。

小さめってことですね。

あとは歯科衛生士さんに自分にあった歯ブラシを聞きましょう。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

厄介なところ

口の中の病気の厄介なところは、むし歯や歯周病があるのに

今、何も問題ないと思ってしまうこと。

自身の現在の状態に気が付いていないこと。

むし歯や歯周病の問題だけなく、

咬み合わせと咬む力による影響を受けていることを知らないこと。

その他色々・・・

命に直結することは少ないですが、

状況によっては出来ることに限界が生まれ、

長く付き合っていかなければなりません。なかなか厄介なのです。

ですので、口腔内は大切です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

あなたの歯ブラシどうなってる?

歯ブラシの毛先がこんな風に広がっていたら交換の合図です。

弾力性、コシが失われているので

歯についた歯垢を落とす力が失われているからです。

また、数日とたたずこんな風になる場合、それは磨く力が強すぎます。

毛先が潰れるような力で磨いていると歯垢を落とせていません。

適切な力加減でおこなうことが大切です。

こんな風に広がってるなら、まず歯ブラシを交換しましょう。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

行動変容が難しい

むし歯や歯周病を予防するために歯磨きは必須ですが

歯磨きだけでむし歯や歯周病が完全に防げるわけではありません。

ですが、最低限必要なのです。

で、その歯磨き。

多くの方が磨いてほしい肝心なところを

上手によけて磨いてしまっています。

長い習慣で身についた誤った磨き方を

一度や二度の歯磨き指導だけで、修正するのは容易ではありません。

ご自身でうまく磨けているかどうかを

自己の基準だけで判断・完結せず、歯科衛生士の助言に耳を傾け

正しい歯の磨き方を身につけましょう。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

初期が大切

年齢が低い時から歯肉の慢性炎症があっても

初期の段階では自覚症状に乏しいことがほとんどです。

そして慢性炎症を抱えたまま年齢を重ねたときに

歯肉炎が歯周炎になり

歯周病の症状が不定期に、時には次々と表れます。

そのころには咬み合わせの問題も出てきますので

治療を開始しても効果が限定的で、できることに限りが出てきます。

ですので、初期での対応が大切なのです。

初期にその重要性になかなか気がついてもらえないのがもどかしい。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。