糖尿病連携手帳

糖尿病の方の口腔内では歯肉の腫れ・出血がよくみられます。

問診に記載がなくても、

口の中をみると糖尿病の可能性を疑う方はたくさんおられますし、

再度伺うと実際そうであることが多いです。

またご自身で認識していないこともよくあります。

歯周病と糖尿病は関連しているのです。

糖尿病連携手帳という手帳があります。

眼科や歯科での所見を記載する項目があります。

お持ちの方は受診の際、お薬手帳と一緒にこちらもお持ちください。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

ほったらかし

時の流れと共に形あるものは変わっていくと思いますが、

管理しておけばある程度の維持は出来るものだと思います。

ほったらかしではねぇ。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

合っているのか

誰しも自分が正しいと思っているもの。

そりゃそうです。それはわかります。

「歯をうまく磨けていませんよ」

とお伝えしても「ちゃんと磨いてます」といった反応が多いです。

多くの方が、自身の口腔内の清掃状態をなかなか認識しにくいようです。

磨けていない状況がずっと続くことで

どんなことが起こるか、何が待っているのか想像し難いようです。

また、テレビで「こう言っていた」

ネットで「歯にいいと言っていた」と

目の前の歯科医師・歯科衛生士の助言より

自分がいいと思った都合のよい情報を取り入れています。

果たしてその情報はご自身の口腔状況に合っているのでしょうか。

口腔とは難しいものですよ。

  山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

ご自身で

定期的に口腔内ケアで来院される方でも

いつも「口腔内がきれいな方」と「そうでない方」がおられます。

50、60代まではむし歯も少なかった方でも

年齢を重ねて唾液の分泌量が低下し始めると

「そうでない方」・・口腔内が不衛生な傾向にある方はむし歯が急に増えてきます。

歯科医院で定期的に口腔ケアを受けるのは大切ですが、

ご自身での口腔内ケアも重要です。

歯磨き指導を受けた際はしっかり聞いて頂き、実行して頂きたいです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

がぶがぶはダメ

どうして清涼飲料水を水代わりにがぶがぶ飲んでただめなのか。

水のように、毎日がぶがぶ飲むような適切ではない生活習慣がある場合

口腔内では、歯の脱灰が多くみられます。

いずれその生活習慣が続けば、歯がしみたり、歯に穴があいたりするでしょう。

ですが、歯に影響があるからだけではありません。

それは清涼飲料水、スポーツドリンク、炭酸飲料には糖分が多く含まれていて、

飲みすぎることで糖尿病を発症または悪化させてしまうことにつながるからです。

 清涼飲料水等(500ml)にはスティックシュガー15本前後の砂糖が含まれています。

 飲みすぎると、急激に血糖値があがり、

ペットボトル症候群(糖尿病性ケトーシス)に陥りやすくなると言われています。

また血糖値が上がることによりのどが渇きやすくなり、

そして清涼飲料水を飲むという悪循環に陥ってしまいます。

飲んじゃダメと言うわけではありません。飲みすぎはいけないということです。

口腔内から、歯から、生活習慣が垣間見えます。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

水にしましょう。

口の中を見ると生活習慣が垣間見えます。

歯肉は腫れ容易に出血する傾向にあって、

歯という固い組織に異常が現れているのですから

よほどのことです。

ですが、自覚症状に欠けるため

本人は気が付いていない、気にしていないことがほとんどです。

聞けば、スポーツ飲料・炭酸飲料を水代わりによく飲んでいるとか

清涼飲料水を水代わりにがぶがぶ飲んでいるとか

それはやめたほうがいいですね。

「歯」や「歯肉」だけの問題ではなくなってくるからです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

つながっている

「歯周炎」と「糖尿病」はつながりがあります。

現代社会の食生活において糖を摂らずにいることは難しいと思います。

う蝕が少なくなってきたとはいえ

個体差もありますが、糖を摂り、口腔内清掃が不良であれば幼児から若年層の段階で

歯肉は腫れ、出血傾向になり「歯肉炎」がみられます。

また「う蝕」もみられます。

多くの方は自覚症状に乏しいまま年齢を重ね

「歯肉炎」から「歯周炎」に移行していき、

むし歯や歯周炎により歯が失われ、徐々に口腔機能が低下していきます。

歯肉の腫れ、出血

主に2型糖尿病については、個体差もありますが、糖の過剰摂取により、

食後高血糖となり、続けば糖尿病へと移行しやすくなります。

自覚症状に乏しい糖尿病ですが、合併症を引き起こすと大変です。

疲れた膵臓

中年以降の糖尿病の方の口腔内を見ると、

口腔内清掃状態は不良で、歯肉は腫れ、出血し、

周囲の骨は低下していることがほとんど。「歯周炎」です。

「糖尿病」があると「歯周炎」は増悪していきますし、

口腔乾燥も見られるため「う蝕」も増加します。

「歯周炎」と「糖尿病」の始まりは糖の摂取、生活習慣の面で共通項があります。

歯周炎も糖尿病も初期の段階では自覚症状に乏しく、

症状が強く出てからではコントロールが難しくなることもあります。

糖質・脂質の偏った食事

早い段階で生活習慣を見直し、糖の摂取をコントロールし、

口腔内の清掃状態を良好にすることが、

ひいては全身の健康につながっていくと思います。

口腔から始まっているといっても過言ではありません。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

恐いところ

大腸から出血。となるとドキッとすると思います。

 

口腔内も生活習慣の問題や不衛生な状態があると

歯肉から出血がみられます。

でも大したことない。そうでしょうか?

慢性的な炎症があり出血するのですから

健康にいいわけではありません。

症状がない(と思っている)

気が付いていても困っていない(と思っている)

それが口腔内疾患の恐いところです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

ずっと

今の口腔内環境を見直すために、生活習慣の確認や改善が必要なことがあります。

そのための指導、助言をすると

「ずっとこういう習慣だから(変える気はない)」

「今までずっとこうしていたから問題ない」

と言われてしまうことが多々あります。

そうですね。確かにそうなのかもしれません。

ですが、今困っていることを改善するため、

現状から今後のことを見据えての助言ですから

「もしかして、そうなのかもしれないな」

「ちょっとやってみるか」

くらいは感じて頂きたいです。

今までの習慣を変えるというのは相当難しいことですから

「まずはやってみるか」と実行してみること

そして、じっくり、根気よく、続けていくことが重要です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

恐い顔 

歯科治療の必要性があることをお伝えすると

患者さんに「今まで何も問題なかった」

「今のところなんともないので様子を見たい」

そう言われることも多々あります。

そうですね。今まではなんともなかったかもしれません。

そういうことであれば、無理に治療は行いませんが、

急に困った!となった時、私にも出来ることに限りがあります。

種々のリスクを抱えていますし、

また様子を見ているうちに色んなことが起こりえます。

何もしないでおくことで今後起こり得ることも知って頂きたいのです。

大切なことですので、真剣に説明しますから、

時には恐い顔をしているかもしれません。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。