「マスクしなきゃならないから、見えないからまぁ、いいや。」と
むし歯の治療を積極的に行わない人もいれば
「マスクしなきゃならないから、この際に矯正治療しよう」と
考える人もいて様々です。
「マスクしなきゃならないから、見えないからまぁ、いいや。」と
むし歯の治療を積極的に行わない人もいれば
「マスクしなきゃならないから、この際に矯正治療しよう」と
考える人もいて様々です。
学校での歯科健診後に受診の勧めがあっても
昨年同様、このご時世で受診を控えているというご家庭もあると耳にします。
昨年の学校健診でも感じましたが、
今年も口腔内環境がよくないというイメージです。
むし歯や歯周病になりやすい環境であることに気がつかず
あるいはむし歯があると言われたけど症状がないからと
そのままの生活習慣ですごしていると
月日をかけてむし歯は進行します。
ある程度進行すると、その後の経過に大きな影響を及ぼします。
今、何でもないように思えていても、実は問題を抱えているのです。
何でもないようではないですよ。
受診する多くの方がむし歯なのかどうかを気にします。
確かに、むし歯の治療も大事ですが
むし歯が出来てしまう環境にあることが問題で
生活習慣を見直し、改善することのほうが重要です。
目に見えるものだけ改善するのは一時はいいのですが
長期的に安定となると難しい。
むし歯になりにくい環境を整えることが大切です。
歯科領域は不可逆的な要素が強く、
「う蝕(むし歯)」や「歯周病」の場合、
一度むし歯になったら、もうむし歯になりにくくなる・・・
一度歯周病になったら、もう歯周病になりにくくなる・・・
というような「免疫」ができるわけではありません。
発育過程で獲得した唾液の性質や歯の質、
骨格や歯並び・咬み合わせ、咬む力、の影響、
そして日常での生活習慣等の影響を受け続けるからです。
ですので、歯並びや咬み合わせはどうなのか、
むし歯になりやすいのかどうか、歯茎の炎症はどうなのか、
歯磨きは上手くできているのかどうか、
生活習慣で見直すべきところはどこなのか等々、
ご自身が、どういう傾向にあるのか知っておくことが大切だと思います。
話が咬みあっていないと、最初はささいなズレなのですが
そのまま進んでいくと大きなズレになって
成すべきことが違ったことになり
修正が難しくなります。
ですので、日頃のコミュニケーションが大切になってきますね。
口腔機能も歯列がきちんと咬みあっていないと
初めはささいなズレなのですが
年齢を重ねて、やがて大きなズレになって
やはり修正が難しくなります。
歯列の場合、適切なタイミングで誘導、修正することが大事です。
成長過程で、今どんな状態なのかを知っておいたほうがよいです。
歯並びがデコボコであったり、前歯が出ていたり、
下の歯が前に出ていたり、前歯で咬み合わない状態であったりと
歯並び・咬み合わせに問題があるのを不正咬合と言います。
言うなれば、歯列の形態異常なのですから
長期的にみて安定する状態ではないのです。
やはり歯の並び・咬み合わせが整っているほうが
長期的にみて口腔内が安定するのです。
歯科検診を行ってきました。
私が歳をとったからでしょうか。
随分と疲れました・・・
腕が、目が、頭が、腰が。
ずっと同じ姿勢はきついです。
口腔内疾患のトラブルには複数の原因があります。
その一つである口腔内清掃、いわゆる歯磨き。
これがほとんどの方が出来ていません。
歯磨き指導すると、
磨いてほしいところをきちんとよけて磨いています・・・
「磨くところはそこじゃない・・・」
今まで正しいと思ってきたことを訂正し、認識して頂くことはなかなか難しいです。