生活習慣とともに重要なのは
「どんな口腔機能を獲得したのか?」です。
口腔機能の問題に咬み合わせがあります。
咬み合わせが決まってくるのが
永久歯列がそろうまでとするならば15~18歳前後かと思いますが、
咬み合わせに問題があると
年齢が若いうちはそれほど気にならない小さな問題ですが
年齢を重ねたときにむし歯や歯周病に関連した問題が大きくなってきます。
生活習慣とともに重要なのは
「どんな口腔機能を獲得したのか?」です。
口腔機能の問題に咬み合わせがあります。
咬み合わせが決まってくるのが
永久歯列がそろうまでとするならば15~18歳前後かと思いますが、
咬み合わせに問題があると
年齢が若いうちはそれほど気にならない小さな問題ですが
年齢を重ねたときにむし歯や歯周病に関連した問題が大きくなってきます。
糖尿病は自分が病気であるという自覚をなかなか得られない病気で
初期だと症状がほとんどないため、非常に気付きにくいものです。
口腔内の病気も同様で、
「口腔内に病気を抱えている」ということを認識しにくいようです。
原因の一つが糖尿病と同じ生活習慣にあるのですが、
とても難しいですね。
歯磨き指導を受けた後ですが
その後、ご自身で実行し続けるということが重要です。
せっかくよい方法を聞けたのに
知っていても、実行しないことには始まりません。
年齢を重ねてからいざやるとなると、
「使いにくい」「やりにくい」「難しい」「めんどくさい」
と、これがなかなか身につかないのです。
今まで行っていないことをしようとしてるわけですから
確かに「やりにくい」し「めんどくさい」のですが
身につけることが出来れば、それはあなたの健康のためになるのです。
会社に行かずともテレワークという形で
仕事ができる分野もありますね。
歯科医療においては
口腔機能を獲得する成長途中の幼若年層や
口腔管理を必要とする中年層、
口腔機能が低下した高齢者に対するアドバイスなんかは
オンラインでも出来そうですけど、
治療となると、直接触れなければ行うことが出来ません。
そういう点で非常に価値の高い分野だと思います
みなさん、歯磨きしているとおっしゃるのですが、
申し訳ありませんが
実際には磨けていないことが多いです。
歯科医院で言われたこともある方おられると思います。
「磨いている」と「磨けている」は違うのです。
口腔内のトラブルは歯磨きだけしていれば
防げるというものではありませんが、
それでも必要最低限徹底する必要があります。
まずは口腔内の衛生管理を
ご自身でしっかり出来るようになって頂きたいのです。
健診で口腔内にむし歯や歯肉炎など、
何か問題があるのを歯科医師が見つけるのは重要なのですが
口腔内に現れたときでは、それは遅いのだと思います。
その前の食生活習慣指導や、口腔衛生指導といった
働きかけがすご~く重要なのですが
これはあまり目にとらえにくく、実感しにくい。
多くの方は、口腔内に明らかな結果として目に見える形に
ならないことには、なっかなか認識できないのです。
目に見えないことの改善というのは難しいものがあります。
一見するときれいに見える口腔内。
実際には歯垢が付着していて
きれいではないことが多いです。
検診で「むし歯なし」とされていても
歯科受診して実際にきれいにすると
見えていなかったものが見えてくることがよくあります。
それと、日常的に歯垢が付着している口腔内の衛生状態だと
年齢を重ねてから一気に問題が吹き出してきます。
実は年齢が低い段階から問題を抱えているということです。
難易度の高い抜歯や顎骨に及ぶ手術になると
全身麻酔のもと行うこともあるわけですが、
現代の歯科医療では主に局所麻酔を行って有意識下で行っています。
簡単に思われている節もあるむし歯の治療ですが、
やれてはいるけれども、
口を開けて、有意識下で行う治療って難易度も高いし、
そもそも不快だよな・・・と思うわけです。
未来の歯科治療はどう変わっていくのかな。
医療が進んだ未来の人間が見たら
有意識下でそんなことするなんて
なんて野蛮な治療法だったのだろうと思うのでしょうか。