フォーム

「矯正したほうがいいんですか?」

と聞かれることがありますが、

矯正はしたほうがその後有利に働きます。

 

下手くそな例え話をしてみると

サッカーでも、バスケでも、野球でも、ギターを弾くとか、ピアノを弾くとか

一定のフォームっていうのがあると思うんです。

フォームが悪ければ、そのまま・・・でもやれないことはないと思うのですが

どこかに無理がくる。

癖があるなら、初期で直す方がその後の修正と労力が少ないと思いますし、

かなりの癖がある場合は

無理が来てから、修正しようと思うとなかなか大変ですよね?

フォームは理想に近いほうが長く続けられる。

早く気づけられれば、わずかな修正で済む。

そういうことです。

歯並びもフォーム・・・形が良いほうが有利なのです。

 

わかりやすかった・・・?かな?

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

正しい?その習慣

健康にいいとされて摂取する飲食物も

頻度や摂取量によっては身体に影響を及ぼします。

話を伺うと、そりゃ、

「スポーツ飲料、飲みすぎですよ」「レモン食べすぎですよ」

ってことあります。

 

歯をきちんと磨いているということであっても

我々からすると磨けていないことも多々あります。

やりすぎなこともあります。

 

「正しい、良い習慣だ」「自分は出来ている」と長年行ってきた自分の習慣。

果たしてそれは正しい良い習慣なのでしょうか? 本当に出来ているのでしょうか?

歯科からの助言で変えてもらうのは、なかなか難しいです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

 

では象牙質は?

さらに付け加えて言うと

年齢を重ねていくと加齢変化や病的変化も加わり

歯の付け根の部分が露出してきます。

歯の付け根部分はエナメル質ではなく、象牙質で出来ているのですが

象牙質はエナメル質よりも酸に弱く、ph6.7ほどで溶けていきます。

すると、今まで普通に飲んでいた飲料水、食品で問題が現れていなかったのが

より酸に弱い象牙質が露出するので、むし歯になりやすいという問題が起きます。

まして年齢を重ねると唾液の減少も起こっていて中和しにくい・・・

もともと口腔内の清掃状態もよくなければなおさらです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

エナメル質が溶ける

そういう点から言うとですね、

歯の表面のエナメル質はpH5.5を下回ると

脱灰といって溶け出すんですね。

ただ口の中は唾液がありますから

唾液の作用で中和されるのです。

とは言え、いくら唾液があるといっても、酸性に傾いた飲料水を

不必要に摂取し続けるような習慣があると

むし歯や酸蝕症という問題につながるのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

きれいに見えても

いっけん「きれい」に見えても

実際には歯垢が付着し「きれいではない」ことが多いです。

きちんと歯垢を落とし、歯石を落とすと

見えていなかった「むし歯」が見えてくることがよくあります。

ぱっと見ただけで「きれい」「むし歯がない」と判断はできないのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

歯根破折

やむを得ず神経を除去する治療を避けられない場合がありますが

神経を除去した歯は年齢を重ねていくと

自らの咬む力に耐えられなくなり割れたり折れたりする傾向にあります。

もともと獲得した咬み合わせ・歯並びが悪いほうが

咬み合わせ・歯並びが良いほうに比べて折れやすいようです。

やっぱり咬み合わせ・歯並びって大事だなと思います。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。