お口の中の清掃状態が十分でない場合、
幼少期から歯肉炎がみられます。
歯肉炎は自覚症状に乏しいですし、
年齢が低ければなおのこと自分では気が付けませんし

保護者の方も気がつきにくいのです。
歯肉炎のうちであれば適切な歯磨きで改善が見込めますので
成人になった際に歯周炎に移行していくと厄介ですから
正しい歯磨きの方法を歯科医院で確認しましょう。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。
一般的に健康な歯肉は
ピンク色で引き締まっています。
歯肉炎とは
歯肉のみに炎症が起きているもの。
健康な歯肉はうすいピンク色で引き締まっていますが、
歯肉炎になると歯ぐきが赤く腫れ、出血しやすくなります。
正しく歯磨きをすることで、改善が見込めます。
歯周炎とは
歯肉炎が進行し、歯を支えている周囲の骨が吸収されていくもの。
年齢を重ね進行し、
骨の失う量が多くなると
支えられずグラグラ動き、抜歯が必要になります。
これには咬み合わせ、咬む力も大きく関わってきますね。
どちらも同じと思っている方もおられるようですが、違います。
歯肉炎のうちに健康な歯肉に戻しておくことが大切ですね。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。
歯みがきが上手く行っておらず、低年齢の時から歯肉炎があると何がよくないか?
そのまま改善せず、炎症が続いたまま年齢を重ねていくと歯肉だけではなく
まわりの骨まで影響を及ぼす歯周炎につながっていくからです。
また歯肉炎、歯周炎になるような生活習慣ですと
糖尿病や高血圧といった他の生活習慣病へつながる恐れもあります。
大人になって、歯周病となり骨まで影響が出てからでは
骨の再生は困難ですし、
歯磨きをする習慣がない、していても適切な歯磨きが出来ていないと、
そこからの行動変容はなかなか難しいのです。
なので幼い時からの生活習慣が大切。
みんなで食後は歯を磨いて今日もスタート!
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。