
むし歯予防にはフッ素塗布が有効です。
幼い時から定期的に塗っておくことが有効ですが
「根面う蝕」の予防の観点からも年齢を重ねてからでも塗っておくことが有効です。
「20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足できる」と言われています。
お口の中の衛生状態の向上に伴い、2024年の歯科疾患実態調査では
80歳で20本以上の健康な歯を維持している方が60%を超えています。
1989年では10%に満たなかったことを考えると素晴らしいことです。
ですが、健康なお口の中を保つ方もおられる一方で
歯はあるけれども管理が十分ではなく加齢・歯周炎により歯を支える骨が下がり
露出した根の部分から「根面う蝕」になる例が多くみられます。
「根面う蝕」とは露出した歯の付け根部分がむし歯になることです。
・歯が長くなったように感じる。
・歯のつけ根が黒い。
・しみる症状がある。
といった症状がみられる場合、注意が必要です。
普段から正しく適切な歯磨きと歯科医院での定期的な口腔ケアによる予防が大切です。
口臭。
私も自分で自分のにおいが気になるときがありますが、
口臭は自分ではなかなか気がつけないものです。
口臭の原因として考えられるのは
・お口の中の衛生状態が不良
・むし歯や歯周病がある
・口呼吸である
・内科的疾患(糖尿病・肝臓病・腎臓病など)を抱えている
・タバコによるもの
・食事由来のもの(ニンニクや玉ねぎ)
などが挙げられます。
朝の起床直後で唾液の分泌量が低下していたり、
のどが渇いている時、緊張している時などは生理的な口臭ですので
ある程度は誰でも口臭はあります。
歯科の視点からすると、むし歯や歯周病は放置せず治療すること、
口の中の衛生状態を良好にし続けること、
タバコは吸わないことが口臭対策となりますね。