フッ素の効果

むし歯予防に歯磨きは大切ですが、

歯の構造上の問題や、生活習慣、個々の歯磨きの差などもあり

歯磨きにも限界があります。

そこを補うために、フッ素を上手く使うことが有効です。

フッ素には以下の点でむし歯予防効果があります。

1.耐酸性・結晶性の向上

2.抗菌・抗酵素作用

3.再石灰化の促進

現代はほとんどの歯磨き粉に低濃度のフッ素が含まれていますので

使わない手はありません。

また、歯科医院で口腔内をキレイにした後にフッ素を塗ることも有効です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

大切にして欲しい

先日1歳8ヵ月健診にいってきました。

小さくてみんなかわいい。

自分の子供達にもこんな時期があったことを思い出します。

楽しいことメンドクサイこと、イライラすること、嫌なこと、

思うように行かないこと色々あって

振り返ればそれらが面白くて懐かしい。

若かったな、未熟だったな(今も未熟だけど)

自分なりに奮闘していたと思います。

1歳8ヵ月・・・歯磨きを嫌がる年齢ですが、幼い時からの習慣が大切です。

自分の宝、毎日歯を磨いてあげましょう。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiからのお願いです。

うまく使う

歯磨きは大切ですが、

歯磨きだけでむし歯が完璧に予防できるわけでもありません。

そこでむし歯になりにくくするために

うまく使ったほうがいいのがフッ素です。

歯科医院でのフッ素塗布や、

フッ素含有の歯磨き粉を使用することで

むし歯の予防を期待できます。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

取り組もう

乳歯も萌えそろったけれど

あちらこちらにむし歯っぽいものが見える・・・

むし歯になってしまったことは残念ですが、

そのまま放置せず、早い段階でむし歯治療、

そして口腔内管理に取り組みましょう。

6歳前後から12歳前後の間に乳歯から永久歯へと萌え変わっていきますが

萌え変わっていくときの口腔内環境が大切です。

口腔内環境を良好にすることで

これから萌えてくる永久歯がむし歯になるのを防ぎましょう。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

食べたら磨く

小学生のお子さんの仕上げ磨きは理想的に言えば

食べたら磨く。

3食とったら3回磨くのですが、

日常生活の中ではもちろん色々あるので、

毎回は難しくとも

せめて夕飯を食べた後、もしくは寝る前には仕上げ磨きしてあげましょう。

毎日のルーティンにしましょう。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

今を大切に

乳歯はどうせ抜けて永久歯になっていくから・・・

と考える方もおられますが、そうではありません。

乳歯にむし歯が多い環境ですと、

永久歯に変わってもむし歯が多くなる傾向にあります。

逆に乳歯にむし歯が少ないと

永久歯に萌え変わってもむし歯が少ないというデータがあります。

ですので、お子さんが幼い時からしっかり仕上げ磨きしてあげましょう。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

萌えてくる前から

6歳前後にはえてくる第一大臼歯(いわゆる大人の歯)は

出生時に石灰化が始まります。

そして生後3年ほどで顎の中で歯冠(歯の頭の部分)が完成します。

そして6歳前後になってやっと出てくるのです。

口の中に出てきたばかりの頃は「幼若永久歯」といい

エナメル質も幼若でやわらかく酸にもまだ弱いのです。

萌えた後に唾液からカルシウムやリンをとり込み

ここから根が完成する2~3年をかけて成熟し硬くなってきます。

ですので、萌えてくる前から口腔内をきれいな環境にしておくことが重要です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

有利 不利

全身疾患との関連も少なからずあり、アレコレ言われておりますが

やはり、歯科医師として伝えておきたいのは、

幼少期から口腔内を清潔に保ちながら、

乳歯列から混合歯列、永久歯列へ変化していく中で適切な口腔周囲筋の働きと

適切な咬み合わせを獲得し成人を迎え、

その後維持していくことが、将来にわたって有利であるということです。

口腔内の衛生状態が不良で、歯科疾患が進行してからあちこち治療を繰り返し、

それを維持していこうとすると色々と不利な面があります。

そうなると、年齢を重ねたときに、なかなか大変なのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

これもあれも口活

私はそれほど口にしませんが、

清涼飲料水や炭酸飲料はむし歯や酸蝕症の原因になります。

個体差もありますが、

日常的に頻繁に飲んでいる方は気を付けたほうがよいです。

またペットボトル症候群の恐れもあります。

糖分が含まれている清涼飲料水を大量に摂取することで
 
“清涼飲料水を飲む

↓↓

血糖値上昇

↓↓

喉が渇く

↓↓

清涼飲料水を飲む

↓↓

高血糖”

の悪循環によって引き起こされます。

血糖値が異常に高くなり、著しい喉の渇き、多尿、体がだるい、

腹痛、嘔気などの症状や、ひどくなると意識が低下、

昏睡状態に陥ることもあります。

飲み物に気をつけることも口活。

健康につながる大切なことですね。

や山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

これも口活

口活は何も歯磨きだけではありません。

近年「オーラルフレイル」という

噛んだり飲み込んだり、話をするための口腔機能の衰えが

心身の機能低下につながることが指摘されています。

口の機能低下を防ぐために

口腔体操を行うことも口活の一つですね。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。