緊急性は低いが重要なこと 仕上げ磨き

以前もお伝えしましたが、「磨いている」か「磨けている」かという問題。

受診する多くの方が、歯磨きをしてはいるが

実際にはうまく磨けていませんよ~ということでした。

さて、子供の歯磨きに関してですが、大人による仕上げ磨きが必要です。

ご家族にその重要性をお伝えしていますが、

泣きわめいたり、痛いと言って嫌がったりすることもありますから

 「こんなに泣き暴れるのを押さえつけて歯磨きなんてかわいそう。」

「自分でやると言っている」

と言って仕上げ磨きの取組みが不十分なご家庭もあるようです。

大人でさえ、歯科医院で歯磨き指導を受けても磨けてないのですから

お子さん自身で磨いたとしてもうまく磨けていないことが多いのです。

ご自身の復習にもなると思いますので、指導受けた内容をよく思い出し、

せめて12歳ごろまでは仕上げ磨きをしてあげてください。

 子供が行う歯磨きは「歯磨きをする」という習慣づけのためです。

緊急性は低いですが重要なことです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

徹底的

何かに取り組んでその成果を上げようとしたとき

行動を起こしたからといって

すぐ結果にその成果が現れるわけではない。

本気で取り組み続けないとね。

それと、取り組み続けて、ほんのちょっぴり成果が出てきたからといって

いい結果が出たと判断するのはまだ早いし、

そこで中断するのはもったいない。

うわべだけの成果ではなく、

完全に、徹底的に実行し続けることで成果はより上がり

確実なものとなる。

やるなら徹底的に。だ。

 

ダイエットにしろ、筋トレにしろ、歯科治療にしろ、なんにしてもだ。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

受けがいい

インプラントやマイクロを使った歯周外科や歯内療法、外科矯正・・・

そういった治療は

いかにも出来た~みたいな感じで

見た目ハデ(マイクロ歯内療法はそうでもないか?)で確かにすごいのですが

やはり重要なのは公衆衛生であり、

それとともに発育過程で

いかに理想的な口腔機能を獲得できるかどうかなのだと思います。

土台がしっかりしていない所に

いくらいい家を建てても、リフォームしても

それを長く維持しようなんて無理な話で、色々と限界があります。

なにも極めていない私がいうのも何ですが・・・

 

派手な方が受けはいいんでしょうけどね。

本当に重要なことは意外と目立たないな。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

すべきこと 出来ること

県によって違いはありますが、園は休園自粛要請、小中高は休校。

こんな時ですから当然でしょう。

ですが、こんな時でもすべきことは同じです。

休園・休校となり食生活習慣の乱れもあると思います。

それは後々口腔内のトラブルにつながります。

口腔内は短期的に命に関わることは少ないですが

長期的にみて生活と命に関わります。

 

あれですね。

「緊急性は低いが重要なこと」です。

口腔内ケア。食生活習慣と歯磨きです。

「緊急性が高く重要なこと」にしないためにも

すべきこと、出来ることはしましょう。

特に歯磨き指導を受けたことある方は思い出し、実行しましょう。

自分のため、お子さんのためです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

絶妙なバランス

口腔内は絶妙なバランスで成り立っている。

口腔周囲筋や舌の働き

骨格や咬み合わせ

唾液の性質や分泌量

口呼吸なのか鼻呼吸なのか

食生活習慣と口腔内の衛生状態

喫煙の有無

経年変化などなど・・・

 

複数の要素が絡み合って成り立っている。

それらは互いに影響し合い、徐々に徐々に日々変化する。

状況によっては、あるポイントから急激に崩壊し始める。

絶妙なバランスが崩壊し始めるとそれは一気に起こる。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

緊急性は低いが

ご自身での口腔内清掃

歯科医院での口腔ケア

これらは「緊急性は低いが重要なこと」です。

「緊急性は低いが重要なこと」を疎かにし続けると

「緊急性が高く重要なこと」に変化します。

ですので大事なのは「緊急性が高く重要なこと」を頑張るのではなく

「緊急性は低いが重要なこと」をしっかり行うことです。

歯科医院での治療を延期していても

ご自身での口腔内清掃はしっかり行いましょう。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

つながる

口腔内の衛生管理は重要なことです。

日常的に口腔内管理が行き届いていないと

強い痛みや腫れが出るなどの急を要するような

口腔内トラブルに悩まされることにつながります。

口腔内を清潔に保つことは

緊急を要することを防ぐことにつながっているのです。

正しい情報を踏まえた上での

ご自身での健康管理が重要です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

超長期的

超長期的

口腔内というのは成長に合わせた口腔機能を獲得し、

年齢とともに変化していくのですが

口腔機能が備わっていく発育の過程で

すでに崩壊が始まっていることもあります。

なので、青年期に入った時に

すでに機能が損なわれているようだと

中年期、老年期に入ってからの機能低下が

著しくなるのを避けられなくなります。

 

不完全な口腔機能とバランスのとれていない生活習慣では

超長期的な口腔内の慢性疾患と付き合っていくことになるのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

遅い

こうしてみると生活習慣の影響が

歯に出てくるのはすごく遅い。

いや、我々からみるとすでに影響が出ているのだけど、

患者さんが気になりだしてようやく受診した時には、

すでに不可逆的・・・元に戻れない状態になっていることが多い。

 

生活習慣を変えるには行動を変えていくことが必要で

行動を変えるのは難しい。

歯科医院に来院されたときに伝えるのは重要だけど、

その時に生活習慣をアレコレ伝えても、日々の行動を変えるにはなかなか至らない。

だから社会全体で変えていくようにしたほうが効果的な面があるのだ。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。