ご自身での口腔内清掃
歯科医院での口腔ケア
これらは「緊急性は低いが重要なこと」です。
「緊急性は低いが重要なこと」を疎かにし続けると
「緊急性が高く重要なこと」に変化します。
ですので大事なのは「緊急性が高く重要なこと」を頑張るのではなく
「緊急性は低いが重要なこと」をしっかり行うことです。
歯科医院での治療を延期していても
ご自身での口腔内清掃はしっかり行いましょう。
ご自身での口腔内清掃
歯科医院での口腔ケア
これらは「緊急性は低いが重要なこと」です。
「緊急性は低いが重要なこと」を疎かにし続けると
「緊急性が高く重要なこと」に変化します。
ですので大事なのは「緊急性が高く重要なこと」を頑張るのではなく
「緊急性は低いが重要なこと」をしっかり行うことです。
歯科医院での治療を延期していても
ご自身での口腔内清掃はしっかり行いましょう。

笹生歯科医院では現段階で緊急性が低いと判断する治療は
治療予約の延期・変更をお願いしております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

口腔内の衛生管理は重要なことです。
日常的に口腔内管理が行き届いていないと
強い痛みや腫れが出るなどの急を要するような
口腔内トラブルに悩まされることにつながります。
口腔内を清潔に保つことは
緊急を要することを防ぐことにつながっているのです。
正しい情報を踏まえた上での
ご自身での健康管理が重要です。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。
→超長期的
口腔内というのは成長に合わせた口腔機能を獲得し、
年齢とともに変化していくのですが
口腔機能が備わっていく発育の過程で
すでに崩壊が始まっていることもあります。
なので、青年期に入った時に
すでに機能が損なわれているようだと
中年期、老年期に入ってからの機能低下が
著しくなるのを避けられなくなります。
不完全な口腔機能とバランスのとれていない生活習慣では
超長期的な口腔内の慢性疾患と付き合っていくことになるのです。
こうしてみると生活習慣の影響が
歯に出てくるのはすごく遅い。
いや、我々からみるとすでに影響が出ているのだけど、
患者さんが気になりだしてようやく受診した時には、
すでに不可逆的・・・元に戻れない状態になっていることが多い。
生活習慣を変えるには行動を変えていくことが必要で
行動を変えるのは難しい。
歯科医院に来院されたときに伝えるのは重要だけど、
その時に生活習慣をアレコレ伝えても、日々の行動を変えるにはなかなか至らない。
だから社会全体で変えていくようにしたほうが効果的な面があるのだ。
大人で糖尿病を抱えている方の口腔内で
歯面に歯垢が大量に付着し、歯肉が腫れ出血傾向にあるのをよくみますが
よく似た口腔内の状態を子供の口腔内にみることもよくあり、
生活習慣が垣間見えます。
年齢が低いうちは身体への影響は目につきにくいですが
このままだとどうなるのか。
心配です。
問診で糖尿病だというの方の口腔内をみると
歯肉や歯に共通した傾向が見られます。
歯面には大量の歯垢が付着し、
歯肉は腫れ、出血しやすいのです。
また問診で特に病歴の記載がない方で
口腔内所見から、糖尿病を疑うことがあります。
そういった中で歯科治療を進めていく際、通院が途絶え時が過ぎ
暫くぶりに来院されると、脳血管系や循環器系の疾患で
入院されていたと伺うことが多いです。
それと同時に糖尿病だったとご本人が初めて気がつくようです。
兆候は口腔内に現れているのだと思います。
生活習慣とともに重要なのは
「どんな口腔機能を獲得したのか?」です。
口腔機能の問題に咬み合わせがあります。
咬み合わせが決まってくるのが
永久歯列がそろうまでとするならば15~18歳前後かと思いますが、
咬み合わせに問題があると
年齢が若いうちはそれほど気にならない小さな問題ですが
年齢を重ねたときにむし歯や歯周病に関連した問題が大きくなってきます。
糖尿病は自分が病気であるという自覚をなかなか得られない病気で
初期だと症状がほとんどないため、非常に気付きにくいものです。
口腔内の病気も同様で、
「口腔内に病気を抱えている」ということを認識しにくいようです。
原因の一つが糖尿病と同じ生活習慣にあるのですが、
とても難しいですね。
歯磨き指導を受けた後ですが
その後、ご自身で実行し続けるということが重要です。
せっかくよい方法を聞けたのに
知っていても、実行しないことには始まりません。
年齢を重ねてからいざやるとなると、
「使いにくい」「やりにくい」「難しい」「めんどくさい」
と、これがなかなか身につかないのです。
今まで行っていないことをしようとしてるわけですから
確かに「やりにくい」し「めんどくさい」のですが
身につけることが出来れば、それはあなたの健康のためになるのです。