咬み合わせの影響

歯はむし歯だけが原因で痛くなるわけではありません。

咬み合わせや咬む力の影響で

しみたり、痛くなったりを繰り返すことがあります。

 

咬み合わせや咬む力は重要で

その影響で後日、あるいは後年に神経を取ることになったり、

歯を抜くことになったりと、繫がっていく傾向にあります。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

表面化

口腔内は一見若いときは問題なさそうにみえても

実は問題を抱えている方が多いです。

年齢を重ねるとその問題が表面化してくると思います。

表面下にあるものが表面化してくるのです。

 目に見えないように思える小さな問題が、年齢を重ねると大きくなるのです。

問題が大きくなってからだと改善が難しくなってしまいます。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

キレイにしておく

テレビで時おり放送されるのを見かけますが、

放置されたペットの汚れが激しすぎるため、洗おうとすると

シャンプーするどころか触られるのも警戒する様子が見られます。

人に慣れておらず、警戒するのもありますが

やっぱり触ると痛いんでしょうね。

あれを見て思ったのですが、

普段からキレイに手入れをしておけば触られるのにも慣れますし、

毛玉が引っかかって痛いとかないですし

むしろ気持ちいいはずなのです。

 

口腔内も同じで、衛生状態が良くない方は

歯茎が腫れていますから、ちょ~っと触れるだけで

痛かったり、血が出たりするわけで、

だから触って欲しくもなくなるわけで、

そうなってくると、自分で磨くこととすら困難になるのです。

 

普段からキレイにしておくと、腫れもせず、血もでにくいのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

人間は弱いから

人間は弱い生き物ですから

筋トレ(ダイエットでも)しようと思ってもよほどの強い意志がなかれば

一人では続けられません。(と私は思う)

目標の体重になっても負荷をかけ続けないと維持できないから

だからあえてジムに行ってせざるをえない状況にする。

そういうルーティンを作る。

 

勉強に一人ではなかなか取り組めないから

 みんなが勉強しているところへ行き、せざるをえない状況にする。

 

口腔内もよくしようと思ったら歯科医院に行く。

自然治癒はないし、一人では治せないからね。

こっから大事。

一通り終わっても、その後のケアが重要。

自分だけでは続けるの難しいから、なんでもなくても歯科医院にいく。

行ってキレイにしなければならない状況に身をおく。

キレイにしているのを見せに行く。

 

なんでも筋トレと同じですね。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

COだから大丈夫か

「歯科健診でCOと言われたから」

ということで安心していると

実際にはもっと深いむし歯であることもあります。

歯科健診は視診です。

目で判断するのですが、COの後の措置として

歯科受診することが重要で、

レントゲン撮影によるレントゲン診や口腔内清掃をしたうえで

確認することが重要かと思います。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

歯が残る人

歳を重ねて歯が多く残っている方は

歯並びがいい方がほとんどです。

そして、他の内科的疾患を抱えていることが少ないようです。

 

逆に歯並びが良くない方、咬み合わせが良くない方で

年齢を重ねて歯が多く残っているという方は

ほとんどみたことがありません。

そしてなにかしら内科的疾患を抱えていることが多いです。

どこに違いがあるのでしょうか。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

歳をとると

「歯は悪くなるんでしょ?」

「壊れるんでしょ?」

「抜けるんでしょ?」

と質問されることがあります。

確かに加齢変化が起こりますので、そのために失っていくことはあります。

ですが、みんながみんなそうではありません。

どんな風に変化し、失っていくかは

個人の獲得した口腔内機能と生活習慣によって大きく異なってきます。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

 

みかけます

なんだか違和感がある

咬むと痛い

なんかしみる

症状は様々ですが

歯科治療をしているとそういった症状のある歯に亀裂が入っているのをみかけます。

亀裂はエナメル質に留まるものから

象牙質を超え、歯髄に達し、すでに根に達することもあります。

神経をとった歯は亀裂が入り割れやすいですが、

神経をとっていない歯であっても

亀裂が入り、そこから菌が侵入しむし歯になったり

気がつかないうちに歯髄壊死していたり・・・

日々の咬む力・・・咬合力によってこれらは生じてきます。

年齢を重ねてくるとよく見られますね。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

後年

口腔内も後年大きな問題になるであろうことを抱えているのに

「今」はそれほど問題にならないほどの「小さな問題」なので

患者さんからすると「今」は気にならない

 

でもこれは後年大きな問題になってくるのです。

 

問題の先送り

 

後年問題が大きくなってからだと

口腔内を再構築するのに大きな改革が必要どころか構築出来なくなってしまいます。

問題が小さいうちに対処しておくことが重要です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。