収穫

先月植えていたレタスです。

最初の頃は葉に虫がつき出ていた芽が一晩でなくなってびっくりしました。

そのレタス・・・結球しておらず生育もよくありません。

まぁ葉がありますから食べれますけど。葉が少ない・・・

生育環境が良くなかったんだと思います。

理想には遠い仕上がりですね。

手入れの問題もあるでしょうし、日当たりなのかな?植えた時期かな?

あとはサニーレタス。

こっちはわんさかなっていい感じです。

サニーレタスにとって生育環境がよかったのかな?

こうしてできた野菜は、農家だったらあとは

出荷の時まで品質を保つための維持管理をしっかりしていきますよね。

 

口腔内も似たようなもので、なるべくいい状態

理想的な状態に発育したほうが色々有利です。

出来上がってからのその後の維持管理も重要ですけど

きちんとした機能を獲得しないまま成人を迎えては不利なのです。

年齢が若いうちは現代の食生活上困ることは少ないと思うんですけど、

それでも色々と口の中のトラブルに見舞われやすい。

そして、もともとの維持管理が良くないと、

さらに年齢を重ねてからトラブルはより顕著に表れてくる。

いろいろと不利なのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

⇒葉と歯

困難

困ったことに

口腔機能が低下していっているのに

つまり状態が悪くなっていっているのに

気にならない・・・

という状態の方が結構おられます。

いや、気にならないというより、

「それほど困っていない」のかな?

機能が徐々に低下していることに

気がつかないのだと思います。

困った困ったとなってくるのは

本来あるべきはずの機能をだいぶ失ってからです。

それからでは低下した機能を回復させることは困難なのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

咬合の崩壊

全国的にむし歯が少なくなったとよく言われますが

そうは言っても、時々小学低学年の

第一大臼歯崩壊を目の当たりにすることがあります。

私、泣きそうになるというか、なんというか。

これは歯一本の問題ではなく、

咬合・・・かみ合わせの崩壊につながっていくのです。

成長段階にもかかわらず、咬合が崩壊している。

これでは成人してからも良好な口腔機能を得ることが出来ないのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

⇒葉と歯

⇒どんだけ~

8020

8020運動。

「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

20本以上の 歯があれば、

食生活にほぼ満足することができると言われているからですね。

口腔内がしっかりしていると食が美味しくなるだけでなく、

健康で過ごせるということ。

歯がしっかり残っているのは

口腔内ケアに務めたからでもあると思いますが、

受賞されたみなさんのお顔をみると

みなさん、口を真一文字に閉じておられて

明らかな口呼吸、お口をポカンとあいている方はおられませんでした。

鼻呼吸に問題がなく、

口腔周囲筋や舌の働きも

きっとしっかりしているんだろうと感じました。

なので、歯並びやかみ合わせもきっといいんだろうと思います。

   だから歯が残る傾向にあるのだと思います。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

base

歯科領域において大切なのは

いかにbeseとなる理想的な機能を獲得するかだと思う。

理想的な骨格と

理想的な口腔周囲筋機能の獲得。

理想的な舌の働き、

鼻呼吸の獲得。

その上での理想的な歯列の獲得。

唾液の質や歯の質の問題。

そこに

生活リズム、食生活、口腔衛生状態、喫煙の有無、生活上のストレス

いわゆる生活習慣が積み重なって口腔内に現れてくる。

baseが問題。beseが大切。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

すぐ戻る

歯磨きだけがすべてではありませんが、

歯磨きは口腔内の衛生状態を保つための基本事項です。

歯茎からの出血や腫れは「軽度」であれば、歯磨きをすることで改善します。

改善するまでにはそれなりに時間がかかります。

でも、改善した後続けないとすぐ戻ります。

怠けるとすぐ戻るのです。

人間の身体は続けなければ、すぐ戻ってしまうんですよね。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

主訴ではない

多くの方は「歯が痛い」とか「歯茎から血が出る」とか

「歯が欠けた」とか「何かできものが出来たのでみて欲しい」

「歯石をとって欲しい」

といった「主訴」・・・気になっていることがあって来院されます。

こういった「主訴」になる部分は、患者さんが気になっていることなので

治療に比較的移りやすいのですが

もともと主訴ではないもの、病気があるけれども

本人は自覚していない。というものがよくあります。

この「気になっていない」ものは

このまま放置すると後で

困ったことになり、その時を迎えてからでは

できることも限られてくるのです。

そうなる前に治療を開始しておいたほうが、有利であるということ。

それを説明し理解していただき治療へと進むことが

ムズカシイわけであります。

 

そしてその主訴ではないことが

今気になっていることの原因になっていることもあるわけで

それも理解していただくのがムズカシイことがあるわけであります。

治療すると治療後の痛みがでることもありますし、

治療することによって起こり得るリスクもありますしね。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

そうそう

表面は酸に比較的強いエナメル質ですが

内面の象牙質はエナメル質よりも弱いのです。

臨界ph、歯が溶け出すのは象牙質でpH6.0~6.2、

エナメル質でph5.5以下と言われています。

エナメル質にむし歯が出来て、それが内側の象牙質に達すると

表面のエナメル質はそれほど穴もないように見えるのに

中では見た目以上に広がっていることがあります。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

ミソ

歯の表面は人間の中で一番硬く、硬度7前後のエナメル質で出来ています。

その下の層は硬度5前後の象牙質です。

外は硬いけど中が柔らかいという構造がミソですな。

すべて硬いとあっけなく割れてしましますが、

硬いエナメル質の下に柔らかい象牙質があるから

エナメル質が壊れにくいわけ。

ただ硬けりゃいいってもんではないのです。

人間の身体は上手くできていますね。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

永遠の輝き

どんだけ~

理想的な口腔機能を獲得して、それを数値で表すとして最大値が10だとします。

歯の質、唾液の質、量、獲得したかみ合わせなどがあり、

生活リズム、食生活と口腔の衛生状態、喫煙か非喫煙などといった

様々な生活環境があり

むし歯や歯周病になり切削、神経の除去、抜歯などが必要になれば

その獲得したものから引いていかねばならないわけです。

10から少しづつ少しづつ引いていくわけですから、

補う治療をしたとしても、徐々に口腔機能を失っていくことになります。

補う範囲がわずかであればいいのですが

最初は埋めるだけであったのが、神経の除去になり、

     被せることになり、抜くことになり、入れ歯になり・・・

失う範囲が小さいうちは口腔機能の低下を自覚しないと思いますが、

範囲が大きくなってくると口腔機能の低下を急激に感じると思います。

もともと理想的な口腔機能を獲得している方は非常に少ないと思います。

理想値が10だとして、実際に獲得したのは9だったり、7だったり、

個体によって差があると思います。

そして現代において、それを維持できる人がどれほどいるのか?ですが、

非常に難しい問題です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

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