口腔内の衛生状態を良好にすることが、
糖尿病の予防や血糖コントロールの改善につながることが分かっています。
歯周病も糖尿病も同じ生活習慣病です。

行動変容を求められますので、それが難しいのですが
生活習慣を見直し、地道に改善の道を歩きましょう!
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。
乳歯が最初に生えるのは生後6か月頃。
最後の乳歯が生え、乳歯列完成が大体2歳半から3歳頃。
6、7歳で永久歯が生えはじめ、12歳前後で第二大臼歯が生えはじめます。
そしてその歯の根のが完成するまでは生えてから2~3年かかりますので
およそ15歳前後で親知らずを除くすべての永久歯が生えそろい、根が完成し、
歯並び・咬み合わせが決まります。
親知らずが生えてくるのはこの後ですが、
これだけ長い期間を経て歯並び・咬み合わせがつくられるのです。
この時、どんな歯並び・咬み合わせを獲得したのか?
ということが年齢を重ねた際の口腔内の安定に影響してきます。
歯並び・咬み合わせが良いほうが、長く維持していくために有利なのです。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。
一般的に健康な歯肉は
ピンク色で引き締まっています。
歯肉炎とは
歯肉のみに炎症が起きているもの。
健康な歯肉はうすいピンク色で引き締まっていますが、
歯肉炎になると歯ぐきが赤く腫れ、出血しやすくなります。
正しく歯磨きをすることで、改善が見込めます。
歯周炎とは
歯肉炎が進行し、歯を支えている周囲の骨が吸収されていくもの。
年齢を重ね進行し、
骨の失う量が多くなると
支えられずグラグラ動き、抜歯が必要になります。
これには咬み合わせ、咬む力も大きく関わってきますね。
どちらも同じと思っている方もおられるようですが、違います。
歯肉炎のうちに健康な歯肉に戻しておくことが大切ですね。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。
歯みがきが上手く行っておらず、低年齢の時から歯肉炎があると何がよくないか?
そのまま改善せず、炎症が続いたまま年齢を重ねていくと歯肉だけではなく
まわりの骨まで影響を及ぼす歯周炎につながっていくからです。
また歯肉炎、歯周炎になるような生活習慣ですと
糖尿病や高血圧といった他の生活習慣病へつながる恐れもあります。
大人になって、歯周病となり骨まで影響が出てからでは
骨の再生は困難ですし、
歯磨きをする習慣がない、していても適切な歯磨きが出来ていないと、
そこからの行動変容はなかなか難しいのです。
なので幼い時からの生活習慣が大切。
みんなで食後は歯を磨いて今日もスタート!
山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。