と、とどかない

奥歯の溝を小窩裂溝(しょうかれっこう)といい、むし歯になりやすい箇所ですが

浅い溝、深い溝、複雑に分岐した深い溝、

途中ですぼんで中で広がる溝と個人によって形状は様々です。

裂溝の幅は20ミクロン(0.02ミリ)程で、歯ブラシの毛先の直径は0.2ミリ程です。

顕微鏡レベルで見た場合をイメージすると

こんなイメージでしょうか。

溝の形状によっては、これではどうやっても歯ブラシの毛先が届かないのです。

歯磨きを正しく適切にすることが基本ですが

歯磨きだけでのむし歯予防には限界があるのです。

そのため歯科医院での口腔ケアや、フッ素塗布を併用することが重要なのです。