
咀嚼回数を増やすため
「よく噛んだほうがいい」
「硬いものを噛むといい」
とは言いますが、これは注意が必要な場合もあります。
もともと噛む力が強い傾向にある方や、
神経をとった歯がある方は歯が割れるリスクがあるからです。
やたらと硬いものを噛めばいいってわけではありません。
ご自身のお口の中の状態を把握しておきましょう。
よく噛んで食べることは満腹中枢を刺激させ、
早食いを防ぎ、暴飲暴食を抑えることにつながります。
早食いの人は満腹中枢が刺激される前に食べ終えてしまため
大食いになってしまう傾向にあるようです。
満腹中枢が作用されるまでには15~20分と言われています。
時間をかけて食事をとることよいですね。
またひと口30回ぐらい噛むとよいと言われていますが、
現代の食生活は柔らかく調理された食べ物がほとんどで
30回も噛む前に飲み込んでしまうため難しいですよね。
ですので、野菜を先に食べたり根菜類など比較的歯ごたえのあるものを食べるなど
食事を工夫することで自然と噛む回数が増え
食べ過ぎを防ぐことができます。
肥満予防にもつながりますね。