受けがいい

インプラントやマイクロを使った歯周外科や歯内療法、外科矯正・・・

そういった治療は

いかにも出来た~みたいな感じで

見た目ハデ(マイクロ歯内療法はそうでもないか?)で確かにすごいのですが

やはり重要なのは公衆衛生であり、

それとともに発育過程で

いかに理想的な口腔機能を獲得できるかどうかなのだと思います。

土台がしっかりしていない所に

いくらいい家を建てても、リフォームしても

それを長く維持しようなんて無理な話で、色々と限界があります。

なにも極めていない私がいうのも何ですが・・・

 

派手な方が受けはいいんでしょうけどね。

本当に重要なことは意外と目立たないな。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

すべきこと 出来ること

県によって違いはありますが、園は休園自粛要請、小中高は休校。

こんな時ですから当然でしょう。

ですが、こんな時でもすべきことは同じです。

休園・休校となり食生活習慣の乱れもあると思います。

それは後々口腔内のトラブルにつながります。

口腔内は短期的に命に関わることは少ないですが

長期的にみて生活と命に関わります。

 

あれですね。

「緊急性は低いが重要なこと」です。

口腔内ケア。食生活習慣と歯磨きです。

「緊急性が高く重要なこと」にしないためにも

すべきこと、出来ることはしましょう。

特に歯磨き指導を受けたことある方は思い出し、実行しましょう。

自分のため、お子さんのためです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

絶妙なバランス

口腔内は絶妙なバランスで成り立っている。

口腔周囲筋や舌の働き

骨格や咬み合わせ

唾液の性質や分泌量

口呼吸なのか鼻呼吸なのか

食生活習慣と口腔内の衛生状態

喫煙の有無

経年変化などなど・・・

 

複数の要素が絡み合って成り立っている。

それらは互いに影響し合い、徐々に徐々に日々変化する。

状況によっては、あるポイントから急激に崩壊し始める。

絶妙なバランスが崩壊し始めるとそれは一気に起こる。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

緊急性は低いが

ご自身での口腔内清掃

歯科医院での口腔ケア

これらは「緊急性は低いが重要なこと」です。

「緊急性は低いが重要なこと」を疎かにし続けると

「緊急性が高く重要なこと」に変化します。

ですので大事なのは「緊急性が高く重要なこと」を頑張るのではなく

「緊急性は低いが重要なこと」をしっかり行うことです。

歯科医院での治療を延期していても

ご自身での口腔内清掃はしっかり行いましょう。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

つながる

口腔内の衛生管理は重要なことです。

日常的に口腔内管理が行き届いていないと

強い痛みや腫れが出るなどの急を要するような

口腔内トラブルに悩まされることにつながります。

口腔内を清潔に保つことは

緊急を要することを防ぐことにつながっているのです。

正しい情報を踏まえた上での

ご自身での健康管理が重要です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

超長期的

超長期的

口腔内というのは成長に合わせた口腔機能を獲得し、

年齢とともに変化していくのですが

口腔機能が備わっていく発育の過程で

すでに崩壊が始まっていることもあります。

なので、青年期に入った時に

すでに機能が損なわれているようだと

中年期、老年期に入ってからの機能低下が

著しくなるのを避けられなくなります。

 

不完全な口腔機能とバランスのとれていない生活習慣では

超長期的な口腔内の慢性疾患と付き合っていくことになるのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

遅い

こうしてみると生活習慣の影響が

歯に出てくるのはすごく遅い。

いや、我々からみるとすでに影響が出ているのだけど、

患者さんが気になりだしてようやく受診した時には、

すでに不可逆的・・・元に戻れない状態になっていることが多い。

 

生活習慣を変えるには行動を変えていくことが必要で

行動を変えるのは難しい。

歯科医院に来院されたときに伝えるのは重要だけど、

その時に生活習慣をアレコレ伝えても、日々の行動を変えるにはなかなか至らない。

だから社会全体で変えていくようにしたほうが効果的な面があるのだ。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

似ている

大人で糖尿病を抱えている方の口腔内で

歯面に歯垢が大量に付着し、歯肉が腫れ出血傾向にあるのをよくみますが

よく似た口腔内の状態を子供の口腔内にみることもよくあり、

生活習慣が垣間見えます。

年齢が低いうちは身体への影響は目につきにくいですが

このままだとどうなるのか。

心配です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

兆候

問診で糖尿病だというの方の口腔内をみると

歯肉や歯に共通した傾向が見られます。

歯面には大量の歯垢が付着し、

歯肉は腫れ、出血しやすいのです。

 

また問診で特に病歴の記載がない方で

口腔内所見から、糖尿病を疑うことがあります。

 

そういった中で歯科治療を進めていく際、通院が途絶え時が過ぎ

暫くぶりに来院されると、脳血管系や循環器系の疾患で

入院されていたと伺うことが多いです。

それと同時に糖尿病だったとご本人が初めて気がつくようです。

兆候は口腔内に現れているのだと思います。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。