個か組織か

医院を受診する方にあれこれお伝えしても

なかなか口腔内を分かって頂くのは難しい。

歯科医師個人があれこれ言ってもダメなのか・・・難しい面がある。

 

もっと大きな視点で歯科活動したほうが

効果的な面もある。

だと、生活に影響を与えるよう力ないとダメなんだなぁ。

行政とか。

 

個の力で出来ることと出来ないこと。

組織の力で出来ることと出来ないこと。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

何かとは

生活環境と個人の要因があって

生活環境は

地域環境や仕事環境や教育環境といったもの

個人の要因は

歯の質 唾液の性質 獲得した骨格と歯列と咬合力 口呼吸

不規則な生活 食生活 口腔内の衛生状態 喫煙の有無などなど

それらがあって歯に結果が現れる。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

 

どこが問題か

何か

むし歯や歯周病の治療は必要な治療ではありますが

それでは削って埋める。

削ってかぶせる。

動いてきたから抜く。

の繰り返しになってしまします。

何かがおかしいから

口腔内に問題が出るのであって

その何かから見直さなければならないのです。

とは言え、その何かは複雑に絡み合っており

非常に難しい問題です。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

変わっていく

口腔内は生まれてすぐの歯のない時期から乳歯列へ

乳歯列から永久歯列へと変化しながら口腔機能を獲得し、

その後も生涯ずっと変化し続けていきます。

「どのような永久歯列を獲得するか?」がポイントの一つです。

獲得した永久歯列は

日々の生活により様々な影響を受けながら

加齢による変化を起こしていきます。

そこには病気による変化も加わってきます。

日々変化していくのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

不可逆的

口腔内は均衡が崩れだすと一気に崩壊していきます。

そうなってからだと出来ることに限りがあります。

歯は不可逆的。

自然治癒はなく、もとには戻れないからです。

そのため発育過程で理想的な口腔機能を獲得し

継続的に口腔内環境を整えておくことが重要で、

生活習慣を考える必要があります。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

習慣

年齢を重ねていくと

身体の機能が少しずつ低下していきます。

すると今まで問題ないと思っていた生活習慣で表に出てなかった影響が

口腔内にも急激に、顕著に、現れてきます。

そうなってから「生活習慣改善しましょう」といっても

これがなかなか難しいです。

人間今までの習慣を変えるというのは思うようにいかないのです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

均衡

口腔内に問題があっても

若いうちはなんとか口腔内の均衡がとれていますが

(若いうちから均衡が崩れていることもある)

年齢を重ねてくると

その均衡が一気に崩れてくるんですよね

急に歯がぐらぐらしだした。

急にむし歯が増えだした。

 

それは口腔内に問題が出るずっと前から、

なにかしらの問題を抱えていたということです。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。

筋トレと同じ

筋肉をつけようと思ったら

まず筋トレを始めなければなりません。

ある程度筋肉がついてくるまでは、軽い負荷であってもきついかもしれませんね。

ある程度筋肉がついてくれば

最初きついと感じていた負荷がそうでもなくなってきます。

ここで、やめちゃうと元に戻ってしまいます。

だから現状を維持するには負荷をかけ続ける必要があります。

続けることがすっごく重要ですね。

 

歯肉炎があって血が出やすい場合、

 

正しく歯垢を落とすことを続ければ

出血しにくくなります。

最初は血が出るし、痛いし、すぐ効果がでるわけではないです。

磨くと血が出る。痛い。

ここでやめると改善しません。

よくなるには時間がかかります。

正しいことを続けることが重要です。

 

「よくなってきた~」と思って、やめるとすぐに戻ります。

続けることが重要ですね。

筋トレと同じですね。

山形県 米沢市 笹生歯科医院 院長 Kazuyoshiでした。