困難になるので

口腔内の治療を早めに終えてほしい、早く衛生状態を良好にしてほしい

と希望があっても状況によってはそれが困難なことがあります。

むし歯や歯周病は生活習慣病であり、

長い月日をかけて失ってきた歯の形態や、歯を補い、咬み合わせを再建し、

歯周組織の炎症を改善することは容易ではありません。

これまでの日々の積み重ねがあっての今。

これからの日々が積み重なっての未来。

だからお願いです。

今、正しく適切に歯を磨きましょう。

基本

歯肉炎や歯周病がある場合、

改善のためには正しく適切な歯みがきと、歯石除去が必要になります。

むし歯がある場合は削って埋める、型を採る、かぶせるといった治療が必要です。

むし歯、歯肉炎、歯周炎予防には良好なお口の中の環境にしておくことが重要です。

基本的には、ご自身での正しく適切な歯みがきが必要になり、

歯科医院での口腔管理が重要になのです。

間違いが潜む

 歯磨き指導していて食生活のことを伺うと

「どうしてこんなに喉が渇くんだろう?というくらい喉の渇きを感じるので

かなりの頻度で水分をとっている」なんていうことあります。

よくよく話をきくと清涼飲料水やスポーツドリンクを

かなりの量で飲んでいるようなのです。

適切に飲む分にはいいのですが、むし歯の心配もありますが

清涼飲料水・スポーツドリンクの過剰摂取はよくありません。

水や麦茶を飲むほうがよいと思いますし、

暑い夏で熱中症のことも考えるのならば、塩分の摂取も必要です。

そういう点では経口補水液が適していると思います。

ただ、連日暑いと冷えた飲み物をよく飲むと思います。

気を付けておきたいのはペットボトル症候群です。

糖分が含まれている清涼飲料水・スポーツドリンクを大量に摂取することで 

血糖値上昇 ⇒ 喉が渇く ⇒ また清涼飲料水を飲む ⇒ 高血糖  

の悪循環によって血糖値が異常に高くなり、

著しい喉の渇き、多尿、体がだるい、腹痛、嘔気などの症状や

ひどくなると意識が低下、昏睡状態に陥ることもあります。

身体のためにと思って行っている自身の生活習慣の中に

間違いが潜んでいることがあるのです。

気をつけて

歯科治療の際には麻酔をすることが多いです。

治療後麻酔の効果がきれるまでに3時間前後かかるのですが

部位によっては唇周辺や頬、舌もしびれるので

治療後に、唇や頬の粘膜、舌を咬んでしまうことがあるようです。

小学生くらいの年齢だと、感覚がないのを面白がるというか、

確かめているのか自分で咬んで傷つける例もあります。

お子さんの場合は、保護者がよく見ておく必要がありますね。

歯科治療後に食べたり飲んだりする際は

麻酔の効果がきれるまで気をつけましょう。

そうなのです

なにか変えようという時、取り掛かる前の準備が大切ですし、

取り掛かってから出てくる余計なものを省いたり、

いいものは有効活用したり

それからようやく新しい風を少しずつ少しずつ吹き込んでいく。

そう簡単にすぐには変えられないのです。

なにかを変えよう、成そうというときは

形になるまで時間がかかるもの。

お口の中の状態をよい状態に変えようという場合もそうなのです。

先延ばしはよくない

治療するべき時に治療しておらず、先延ばしにしていると

同じような状態に思えても徐々にお口の中の条件が悪くなっていきます。

今困っていないから

今痛くないから

そう先延ばしにしていると、歯を失うことにつながってしまいます。

物事の先延ばしはよくありません。

まずは歯磨きを

普段治療している側ですが、小心者の私ですから

もし治療されるとなった場合、大丈夫とわかっていても

どこかに不安はあります。

だから治療しなくて済むように、なるべくそうならないように

まずは毎日正しく適切に歯磨きをします。

口腔内が清潔であること。

まずは条件の一つとして必要だからです。

今朝も正しく適切に歯を磨いてスタート!

歯肉炎

歯ぐきが赤く腫れ、触れると出血する歯肉炎。

歯肉炎になっていても、痛みを伴うことが少ないので

自覚症状に欠けることが多く、なかなかやっかいな病気です。

今、現れているのは、過去の積み重ね。

未来に現れるのは、今の積み重ね。

正しく適切に歯を磨く習慣が大切です。

厳しく

様々な要素がありますが

歯磨きが上手く出来ていてお口の中の衛生状態が良好に維持されていれば

「安定していて良好ですね」とお伝えします。

十分に上手くできておらず、衛生状態が良好でなければ

「歯磨きが正しく行われておらず、歯肉炎があります。」

「適切に磨けていないため、衛生状態が不良です。」

きちんと知っていただき、改善していただきたいので、厳しくお伝えします。

目をそらさないで

青年期以降に良好な口腔内の状態を保つためには

幼少期から口腔内衛生状態を良好に保ち、適切な生活習慣を身につけること

また良好な歯並び・咬み合わせを獲得しておくことが有効です。

衛生状態が良好ではないまま時が過ぎると

重度歯周炎に移行したり、

歯並び・咬み合わせに問題を抱えたまま年齢を重ねていくと

歯並び・咬み合わせの影響で歯を失うことにつながります。

早い段階で改善することが有効ですので、

些細なことにも目をしっかり向けておくことが大切です。

目をそらさず、早めの対応が大切です。