歯周病も

歯周病も厄介なところは

今、口腔内の衛生状態が不良であっても、

すぐに症状があらわれるわけではなく、

「今」の衛生不良状態が日々積み重なって

個体差はありますが、数年単位で時間を経て歯周組織に影響していくという点。

不定期に増悪を繰り返しながら進行し、重度歯周炎となると

元に戻すのは極めて困難となります。

ですので、まずは日々の正しく適切な歯磨きが重要なのです。

厄介

むし歯の厄介なところは

今、口腔内の衛生状態が不良であっても、

すぐに症状があらわれるわけではなく、

「今」の衛生不良状態が日々積み重なって

個体差はありますが、数か月~数年という時間を経て歯に穴があいていくという点。

歯の表面のエナメル質やその下の層の象牙質、歯髄に及んでいくと

元には戻らず、歯科材料で埋めたり、かぶせたり、歯髄除去が必要になります。

ですので、日々の正しく適切な歯磨きが重要なのです。

女性とタバコ

喫煙は歯周病を増悪させる危険因子です。

また、女性とくに妊婦さんにとって喫煙は

おなかの赤ちゃんの発育、成長にも大きな影響があります。

女性の生涯における健康のためにもタバコは吸わないほうがよいでしょう。

見えないところが重要

「奥歯は見えないから、とりあえず前歯を先に進めてほしい」

そんな風に言われることがありますが、

実は奥歯があるからこそ、前歯が守られているという側面があります。

奥歯多数失っていて、本来先に奥歯の治療する必要があるのに前歯の治療を先に行い

さらに奥歯の治療をせずにそのまま来院が途絶えると

前歯の詰め物が頻繁に取れたり、かぶせ物が取れたり、

それらを繰り返すとやがて前歯が折れたりすることにつながります。

優先すべきは前歯ではなく奥歯。

見えないと思っている奥歯の存在が重要なのです。

歯ごたえ

食事でおいしく感じるには「歯ごたえ」も重要な要素で

この「歯ごたえ」は食材の味や香りと同様に

食事を「美味しい」と感じる上で、とても大切なのです。

歯ごたえ、噛み応えのある食事の方が“満足感”につながるのです。

さて「歯ごたえ」はどこで感じ取るのか?

それは歯と骨をつなぐ境目にある「歯根膜」で感じ取るのです。

食事が美味しいのは

クッションやセンサーの役割をしている「歯根膜」があるからなのです。

注意が必要

咀嚼回数を増やすため

「よく噛んだほうがいい」

「硬いものを噛むといい」

とは言いますが、これは注意が必要な場合もあります。

もともと噛む力が強い傾向にある方や、

神経をとった歯がある方歯が割れるリスクがあるからです。

やたらと硬いものを噛めばいいってわけではありません。

ご自身のお口の中の状態を把握しておきましょう。

10月2日

衣替えの時期になりました。

雨も降ったのもあったと思いますが

長袖、上に羽織れる一枚が必要になってきました。

半袖で街中を歩くと一人だけ季節感おかしいかも?

と思うくらいの気温。

あんなに暑かったのにな~。

満腹中枢を刺激しよう

よく噛んで食べることは満腹中枢を刺激させ、

早食いを防ぎ、暴飲暴食を抑えることにつながります。

早食いの人は満腹中枢が刺激される前に食べ終えてしまため

大食いになってしまう傾向にあるようです。

満腹中枢が作用されるまでには15~20分と言われています。

時間をかけて食事をとることよいですね。

またひと口30回ぐらい噛むとよいと言われていますが、

現代の食生活は柔らかく調理された食べ物がほとんどで

30回も噛む前に飲み込んでしまうため難しいですよね。

ですので、野菜を先に食べたり根菜類など比較的歯ごたえのあるものを食べるなど

食事を工夫することで自然と噛む回数が増え

食べ過ぎを防ぐことができます。

肥満予防にもつながりますね。

健康寿命

「健康寿命」とは心身ともに自立し、

日常生活を支障なく自立して生活できる期間のことです。

健康に過ごすためにはお口の中の健康も重要。

毎日の正しく適切な歯磨きが大切です。

今日も正しく適切に歯を磨いてスタート!