食べ物を食べるということは
1.食物を口の中に取り入れ、咬んで食塊形成が開始され、
2.食塊が上あごと舌の間に保持され、
3.舌の上に保持された食塊が咽頭へ送られる
という一連の流れ。
食物の固さや大きさ・形状によっては口唇は多少開くこともありますが、
口の中に運び込まれてから、唇は基本的にリラックスし閉鎖しているのです。
食べ物を口の中に運び、アムッと口唇を閉じ、咀嚼し、飲み込む。
この際、口唇を閉じず(閉じることが出来ずに)に食事している方。
口唇を閉じて食事するには、鼻呼吸が獲得されていないと難しいのだと思います。
口呼吸は風邪をひきやすい、インフルエンザに罹りやすいと
以前からよく言われています。
口を開けていると無防備になるということですね。